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2025年10月16日木曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第12話「楽園に涙はいらない」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、みんなが笑顔でいられるアリスピアを守るため、カリストへ立ち向かいます。

プリンセスたちは、消耗の激しい合体必殺技を使って、ルークを倒しました。
しかし双子のえな&ろなのうち、助けられたのは、えなだけでした。
ろなを救う為、プリンセスたちは、屋根の上を飛びはねながら、もう一体のジャマオックの方へ向かいます。

プリンセスたちを見送ったナビーユは、えなから「プリンセス、ろなの事助けてくれるよね…?」とたずねられます。
ナビーユは、涙を浮かべるえなを安心させるように、「アリスピアの平和を守るのが、彼女たちの役目だから」と拳を持ち上げます。

街にたどり着いたプリンセスたちは、広場に陣取る成体のビショップと、屋根の上に立つカリストを見つけました。
プリンセスたちへ自己紹介したカリストは、「バンド・スナッチは、まさしくバンドだ。僕たちは4人で一つ。ちょうど君たち3人のようにね」と説明します。
そして、たまたま目についたから、えな&ろなのミューチカラを奪ったのだと続けます。

カリストの身勝手な理由に怒るプリンセスたちは、ジャマオックからミューチカラを取り戻す為、戦いを挑みます。
プリンセスたちは、消耗の激しい合体必殺技を1度使っていますが、ミューチカラを湧き出させます。

カリストも口元にインカム型のマイクを出現させると、さらにジャマオックを呼び出すのでした。

その頃、アリスピアのポータルでは、なつが地球側からやってきていました。
しかしなつは、ダック軍曹と副官から、「今は外に出ない方が良いのであーる」「なのです!」と声をかけられます。

なつは、市街地で怪物ジャマオックが暴れていると2人から聞いた後、「ありがとうございます」と2人を見送ります。
その後、「みなもたち、まさか来てないよね」と心配になって、みなもへ急いで電話をかけます。
しかし、みなもは電話に出ず、なつは「あーもう、早く連絡返してよ。おバカみなも」と告げるのでした。

プリンセス・リップルとして戦うみなもは、ジール、ミーティアと一緒に、ジャマオックへ立ち向かいます。
パンチ、キック、発勁でジャマオックを蹴散らしたプリンセスたちは、一気に2度目の合体必殺技を放ちます。

ビショップは、迫りくるプリンセスたちの歌に対抗しようとしますが、その前にカリストが現れました。

カリストは、プリンセスたちの歌を受け止めると、胸に手を当て、自分も歌い始めます。
プリンセスたちは、カリストもミューチカラで戦える事に驚きます。

そしてカリストは、たった1人の歌で、プリンセス3人の歌を押し返していきます。
そのまま合体必殺技を破られて呆然とするプリンセスたちでしたが、リップルは「諦めないで続けよう!」と力強く言います。
カリストに立ち向かうリップルの決断に、ジールとミーティアも応え、波状攻撃で必殺技を放ちます。

しかしカリストの圧倒的な力を前に、3人がかりでも手が出ません。

カリストは、プリンセスたちへ「熱意、流星、波紋。君たちはそういう儚くもろい存在なんだよ」と告げます。
そして、強力な歌でプリンセスたちを吹き飛ばしてしまいました。

アジトでカリストの活躍を見ていたギータとベスは、「カリストの奴やりやがったぜ!」「分かりきった結果でつまらん」と口々に言います。

しかし、プリンセスたちを評価するドランは、「こんなところで終わるタマじゃないよな。そうだろプリンセス」と笑います。

カリストに吹き飛ばされたプリンセスたちは、1体目のジャマオックを倒した場所の近くで倒れていました。
みなもとかがりはカリストの元へ戻ろうとしますが、ながせは「あんなのどうやって倒せば…」と足を止めてしまいます。
うつむきかけたみなもたちは、遠くの方から、えなの声を聞きます。

思わず走り出したながせは、えなが、プリンセスたちを信じて、目を覚まさないろなに声をかけ続けている光景を見ます。
ながせは、そんなえなの姿と、自分を信じて背中を押してくれるみなもの言葉で、勇気と元気をもらいます。

そうして、挫けかけた心を奮い立たせたながせ、みなも、かがりは、えなとろなの笑顔を取り戻す為、ふたたびカリストの元へ向かうのでした。

広場の中央で座っていたカリストは、みなもたちが戻ってきたのを見て、ほほえみます。
カリストは、立ち向かってくる3人へ「いいな。まっすぐなミューチカラだ。それでこそ僕もステージに立つ意義がある」と告げます。

みなもたちは、アンコールを行おうとするカリストへ「ここからは、わたしたちの歌の番です!」と叫び、変身します。

プリンセスたちは、いつも合唱で歌っている歌を、斉唱で歌って戦います。
そして、連射、収束という風に必殺技の発射パターンを変えることで、カリストへプレッシャーをかけます。
さらに「地上に落ちてくる流星もある!」「熱意に終わりなんてない!」「何度でも波紋を広げればいい!」とカリストへ言い返します。

自分たちを鼓舞するプリンセスたちは、歌でがれきを操るカリストに対して、合体必殺技を放ちます。

しかしカリストは、がれきを集めて必殺技を簡単に受け止めると、「どうした? 先程の威勢の良さは。それではなにも変わっていないぞ」と笑います。
そして「所詮は一瞬の輝きに過ぎない」「どうせ消えてなくなってしまうのものならば、君たちのそのミューチカラ、僕にくれないか?」と告げます。
プリンセスたちは、そんなカリストへ、自分たちの想いを叫びます。

「ミューチカラは自分だけの胸の思い! 他人がどうこうしていいものじゃないわ!」
「あたしたちはその一瞬の為にアリスピアでがんばってるんだよ!」
「みんな一生懸命、このアリスピアで自分だけのミューチカラを育んでるの!」
「他人のものを奪うことしかできないあなたたちになんか、絶対負けないんだからあーっ!」

啖呵を切るプリンセスたちの歌が、がれきを打ち破り、カリストと、その後ろに浮かんでいたビショップに迫ります。
頭を抱えるビショップに対し、カリストは、手でバリアを作り出しますが、プリンセスたちの姿を見てほほえみます。

戦いの最中、プリンセスは、新たな力を目覚めさせ、姿を変え始めていたのでした。
アジトでプリンセスの新たな姿を見たベス、ギータは慌て、ドランは笑います。
プリンセスたちの歌を受け止めていたカリストも、「そうか、これが…!」と言うと、笑って去っていきます。

そして、プリンセスたちの歌が、カリストの後ろにいたビショップをのみ込み、闇を切り裂くのでした。

ビショップを倒したプリンセスたちは、歌のカケラを手に入れ、ほほえみます。

目を覚ましたろなとえなのふれ合いを見たみなもは、「やっぱりアリスピアに涙は似合わないよね」と言います。
みなも、かがり、ながせは、みんなが笑顔でいられるアリスピアを守っていこう、と決意を強くするのでした。

そうしてポータルに戻ったみなも、かがり、ながせは、なつがいることに気づきました。
みなもは、なつが自分をとても心配していた事に気づき、「ごめんねー、なっち」と謝ります。
なつは、3人が「ナビーユを吸う会」で集まっていた事を聞くと、自分も気分転換にナビーユ吸いを試そうとするのでした。

一方、アジトに戻ったカリストは、ドランへ「お前が楽しそうにしていた理由が分かったよ」と告げます。
ドランは、「だろお。あのお嬢ちゃんたちは、叩けば叩くほど伸びるタイプだからな」と答えます。
カリストは、「何者をも凌駕するほどのミューチカラ」を手に入れようとする自分たちにとっても、プリンセスは重要な存在だとメンバーへ告げます。

バンド・スナッチは、主である赤の女王から与えられた使命を果たそうと、本格的に動き出すのでした。

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