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2025年10月6日月曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第2話「女の子の一生懸命」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
みなもは、プリンセス・リップルに変身して、夢を叶えようと頑張るなつを一生懸命応援します。


©Project PRINCESS-SESSION

 

みなもは、歌のカケラと、それが変化したジュエルベルによって、プリンセスに変身しました。
プリンセス・リップルになったみなもでしたが、手に持った『ミューズタクト』の事も分かりません。
「リップルって、誰さーん!?」とうろたえるみなもに、駆けつけた赤い衣装のプリンセスとナビーユは「全然分かってない!」と呆れます。

慌て続けるリップルは、「しかもわたし、いまプリンセスって言った?」「リップルって誰さん?」「えらいエレガントな」と叫びます。
リップルの慌てようにちょっと引いていた怪物たちですが、気を取り直してリップルにパンチします。
連続でポカリと殴られたリップルは、「イタッ…くない」「あれ、イタくない」と目を丸くします。
リップルは、「よく分かんないけど、わたし戦えるってことだよね!」と意気込むと、なつの夢を守る為、怪物たちにパンチします。

しかし、リップルのパンチは怪物にダメージを与えられず、怪物たちに笑われてしまいました。
リップルは、「女の子の一生懸命、全然効いてない…!?」と後ずさりします。
不慣れなまま怪物に翻弄されるリップルを見て、赤い衣装のプリンセス、ジールが助けに入ります。

ジールが、歌いながら踊るように怪物を退治した事で、その場は何とかなりました。
戦いの後ジールが変身を解くと、そこにいたのは、先日ライブを行ったかがりでした。

みなもは、プリンセス・ジールの正体がかがりであった事を知って、興奮しながら自分となつを紹介します。
かがりは、そんなみなもに、「ストップ!まずは落ち着きなさい。はい、深呼吸」と告げます。
深呼吸で落ち着いたみなもは、かがりやなつと一緒にベンチに座ると、プリンセスについて、かがりとナビーユから説明を聞きます。
ナビーユは、「プリンセスをサポートするアリスピアンさ、今後ともよろしく!」とみなもへ自己紹介します。

みなもは、怪物ジャマオックを倒してみんなを守ってくれるプリンセスは、本当に存在する事、プリンセスに変身できる条件はよく分かっていないらしい事を教えられました。
また、みなもは、かがりとナビーユから「プリンセスだという事は秘密にしてほしい」と頼まれます。
なつがジャマオックから狙われる事が絶対にイヤだったみなもは、2人のお願いにうなずきます。
かがりとナビーユと別れたみなもは、自分がこれからもプリンセスする流れになった事に、「なーんか大変な事になっちゃったよ」とつぶやきます。

その頃、赤い光が満ちるアジトに帰ったベスは、「なっさけねえなあベス」と少年のような人影にいじられます。
また、別の男の人影は、ベスへ「しかし、まさかプリンセスがもう一人とはな」と言います。
ベスは、新しいプリンセスを問題ないとした上で、「プリンセスが我々の邪魔をするのであれば、まとめて消えてもらう」と2人へ語ります。

みなもは、なつを自宅に送り届けた後、なつとベッドで話します。
なつは、怪物に襲われ、ライブがダメになった後も、夢を諦めていませんでした。
そして、ふたたび怪物に襲われるかもしれないのに、「もう一度あの場所で、アタシは歌ってみせる」と笑います。
みなもは、なつを止めた方がいいのか、なつを応援するべきなのか分からなくなり、「どうしよう、どうすれば」と悩んでしまいます。

後日、アリスピアを訪れたなつは、心配するみなもを押し切って、歌とダンスの練習を始めようとします。
そこにベスが現れると、ジャマオックを操って、なつのミューチカラを奪ってしまいました。
ミューチカラを吸収して成体となったジャマオックは、みなもと、気を失ったなつを襲います。
かがりは、そんな2人の絶体絶命のピンチに駆けつけジールに変身すると、2人を間一髪で救いました。

その後みなもは、ナビーユから、なつが『ミューチカラ』を奪われ、無気力・無関心になってしまった事を教えられます。
みなもは、「じゃあ、なっちは、歌もダンスもどうでも良くなっちゃったの?」と震える声で、なつの手を取ります。
そして、「みんなを楽しませるアイドルになりたいって、あんなにキラキラ輝いていたのに」と目を伏せます。

ジールは、そんなみなもに、「絶望しないで。ジャマオックを倒せばミューチカラは持ち主に戻るわ」とほほえみます。
そしてジールは、再び現れたジャマオックを見て、まだ満足に戦えないみなもを下がらせようとします。
しかしみなもは、「いいえ、下がりません!」とジールの声かけを断って、自分の想いを告げます。

「アリスピアは、誰もが夢を叶えられる場所なんです。女の子たちはみんな一生懸命頑張ってる」
「そんな人たちを見ているのが、わたしは大好きで、みんなの夢をずっと応援していたい」
「もし、それがめちゃくちゃにされるようなことがあるのなら、そんなひどい現実から、頑張る人たちを守りたい」
「そう願ったから、きっとわたしはプリンセスになれたんだって思うし、これからもプリンセスであり続けたい」
「だから、やらなきゃいけないんだ! 他の誰でもないこのわたしが!」

啖呵を切ったみなもは、胸から歌のカケラを出すと、プリンセス・リップルに変身します。

「響いて広がるこの歌は、困っている誰かを守るために!」

変身したリップルは、歌い、踊り、ミューチカラをあふれさせながら、ジャマオックと戦います。
リップルは、「これが本当のプリンセスの力!」とばかりに、ジャマオックへパンチやキックを当てていきます。
リップルの戦いぶりに、ベスは新たにポーンの幼体を召喚しますが、ジールがリップルを助けます。

ナビーユのアドバイスを受けたリップルは、限界までミューチカラを高めると、必殺技として解き放ちます。
歌と想いをなつの心に届かせ、ジャマオックを倒したリップルは、なつの歌のカケラを手に入れます。
そして、奪われたなつのミューチカラを取り戻せたことに「良かった…なっち」と安堵するのでした。

すべてが終わった後、目を覚ましたなつと、みなもは、ゴンドラが流れる川のベンチに並んで座っていました。
なつは、「ダメだなあアタシ」と元気なく言い、みなもは、そんななつへ「ダメじゃないと思うけど」と安心させるように笑います。

なつは、「早くかがりのようなアイドルになりたい」と焦ってしまった為に、怪物に襲われるかもしれないのに練習したのだと打ち明けます。
しかし結局失敗して、またプリンセスに助けられてしまったし、みなもを心配させてしまったと、辛そうに笑います。

これからはペースを落として一歩ずつ夢へ頑張るというなつに、みなもは、「歌やダンスが好きって、楽しいって気持ちは変わってないんだよね?」とたずねます。
なつは、みなもに笑顔を向けると、「そりゃあそうでしょうが! アタシの生きがいだからね!」と明るく笑います。
みなもは、「そっか、そうだね。なっちがみんなを夢中にさせられるようなアイドルになれるまで、わたしずーっと応援してるから!」と拳を持ち上げます。

なつは、そんなみなもに顔を近づけると、「えーアイドルになったら応援終わりかあ」と問いつめます。
みなもは、慌てて「ななな、なってからもずっとだもん。わたしがなっちファンクラブ会員ナンバー1番だよ!」と言い直します。
なつは、「分かってるって」と笑い、むくれるみなもとじゃれるように言い合います。

なつは、自分を心配するみなもの言葉で、歌やダンスが好きだという自分の気持ちをあらためて確かめ、夢を叶えようと前に進む覚悟を強くしました。
みなもも、失敗にくじけそうになりながらも前に進もうとするなつの言葉で、「頑張るなっちやみんなを応援したい、守りたい」という覚悟を強くしました。

『みんなを楽しませて夢中にさせられるアイドルになりたい!』
『みんなを応援したい!』

なつとみなもは、自分がやりたい事、夢に向かって、一生懸命頑張るのでした。

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