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2025年10月8日水曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第4話「一条ながせは流れない」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、キラキラ輝きながらながせを助けた後、ドランと向き合います。

アジトでギータは、ミューチカラを奪う為に強いミューチカラを持つ女の子を探していました。
ベスは、そんなギータに、ジャマオックを見過ぎた女の子は、記憶を操作し切れなくなってしまうと注意します。
そんな2人の前に現れたドランは、「今度は俺が行かせてもらおうかな。順番で言ったら俺の番だろ」と言います。
ドランは、プリンセスを気にするベスへ「アイツらが邪魔をするならするで良いさ。どのみちミューチカラは集めないとならんからな」と笑います。

朝の登校前、みなもは推しの配信者、一条ながせの動画を見ていました。
みなもは、自分と同い年くらいなのに、歌もダンスもスゴくてスゴいながせに心奪われます。
なつが迎えに来たことを知ったみなもは、「もうそんな時間!?」と大慌てで家を飛び出すのでした。

みなもからながせの話を聞いたなつは、ながせが同じ学校の一個下の学年である事を教え、会いに行こうと誘います。
みなもは、「でも迷惑にならない?」と心配しますが、なつは、会いに行く事をパシッと決めて走り出します。

休み時間に、みなもと一緒にながせの教室を訪れたなつは、ながせに声をかけ、みなもの事を紹介しようとします。
しかし、ながせは、なつたちに「待った!」をかけると、なつたちが自分を呼んだ目的を推理し始めます。
そして「生意気なあたしをシメに来た、ということですね!」と大した判断材料なく結論を出した上で、臨戦態勢を取ります。
ながせは、みなもとなつにツッコまれた後、「昨日の夜やってた探偵ドラマ見てから、脳内が妙にミステリーづいちゃって」と頭をかきます。

なつはなんやかんやで、黙ると倒れるタイプのながせと意気投合しますが、会話についていけないみなもは慌てます。
そこにちょうど鐘が鳴った為、なつは、「昼休みにリベンジだな、一条さんまた後で!」と言うと教室を出ていきます。
頬を赤くしたみなもも、「うちのなっちがごめんなさい」と謝りながら、ながせの教室を後にするのでした。

昼休み、なつとみなもは、校舎の外でながせと会っていました。
なつは、みなもを勇気づけるように、みなもの肩に手を置きながら、みなもをながせの前に押し出します。
みなもは、自分が、ながせの動画を見て、キラキラと輝くながせのファンになった事を伝えます。
そして、「あんなに上手に歌って踊れるようになるまで、きっとたくさん頑張ったんだろうなって!」と、自分の感激を伝えます。

驚きつつも笑ったながせは、みなもへ他人行儀でなくて、名前で呼んでほしいと頼みます。
そして、「ありがとうございます!」とお礼を言うと、みなもが持っていたメモ帳にサインを書きます。
さらにながせは、みなもたちを、明日の放課後にアリスピアで催されるささやかなライブに誘うのでした。

「ではそろそろ失礼をば!」とながせが去った後、2人のやり取りを頬杖をついて見ていたなつは、立ち上がります。
そして、みなもとなつは、ながせのサインのスペルが「流れ星」でなく、「閉まっている星」に間違えられている事に気づくのでした。

その夜、電話でかがりにながせの話をしたみなもは、ながせのライブにかがりも誘います。
かがりは、「そうね、いいかもしれないわね」と答えると、テンションを上げるみなもにほほえみます。
その後かがりは、みなもがサイリウムを1人4本持っていこうとするのをなんとか止めますが、電話の後、ため息をつくのでした。
次の日の放課後、みなもは、ライブの時間になったらアリスピアで合流する事をなつと約束して、帰宅します。

その頃アリスピアで、ながせは、アリスピアンのグリムさんと一緒に、ライブの準備をしていました。
グリムさんがライブ会場を離れた後、ながせの大ファンだという根津あいこが、ながせの所を訪れます。

「もしかしてながせ様ですか!? わーご本人様だ! アリスピアに文字通り一条の流れ星のように現れた時の人!」
「あたしファンでした! いや過去形じゃなくて、現在進行系でファンです! アイ! エヌ! ジー!」

ながせを一途に応援するあいこに、ながせは圧倒されつつも、あいこを優しく気づかいます。
そうして、ライブの時間まであいこをお茶に送り出したながせは、「がんばろ」と小さくつぶやきます。

しかしそんなながせに、ドランが崖の上から声をかけました。
ドランは、ながせを見ると「いいねえ、強いミューチカラだ」と言います。
そして、「少しばかり曇ってるか。それも俺好みでいい」と告げると、ドラムスティックを出現させました。
さらに「ほしくなるな、そういうのはさ!」と叫ぶと、呼び出したジャマオックにながせを襲わせてしまいました。

自分の部屋でライブの時間を待っていたみなもは、ナビーユからジャマオック出現の連絡を受けます。
ナビーユの案内で現場へ急行したみなもとかがりは、ミューチカラを奪われたながせを見つけます。
みなもとかがりは、ながせを助ける為に、変身します。

変身したリップルとジールは、自分たちを取り囲むジャマオックと向き合います。
ドランは、「あれが、今のプリンセスか。じゃ、特等席で見せてもらうとするかな」と言い、2人の戦いを崖の上からながめます。

リップルとジールは、息ぴったりにジャマオックを倒していき、ナビーユを驚かせます。
ミューチカラを奪われているながせも、プリンセスたちを見て、「あれが本物のキラキラなのかな」とつぶやきます。
やがてリップルは、必殺技を解き放ってジャマオックを倒し、ながせのミューチカラを取り戻します。

戦いの後、ドランはプリンセスたちに拍手を送ります。
ドランの存在に気づいたプリンセスたちは、ドランへ、どうして女の子たちからミューチカラを奪おうとするのかをたずねます。
ドランは、自分たちがやっているのは、毎日生きていく為にやらなければならない、食事のようなものだと答えます。
そして、「生きてく上で自然な事だ。だからやる。お前たちと同じだよ。納得したかい?」と続けます。

ジールは、身勝手なドランへ「ミューチカラは、女の子たちにとって、とても大切な心のエネルギーなの!」とつめ寄ります。
そして、「それを力ずくで奪おうとするあなたたちが、同じであるものですか!」と叫びます。
しかしドランは、「残念。それを判断するのはお嬢ちゃんじゃあないな」と言うと、去っていきます。

目を覚ましたながせは、みなもやかがりが、自分を介抱してくれている事に気づきました。
そして、「怪物! 怪物が出てきてー」と必殺技のポーズで臨戦態勢を取ります。

そんなながせへ、みなもは「怪物はプリンセスがやっつけてくれたみたいだよ」と伝え、かがりは「今日は家に戻ってゆっくり休んだ方がいいわ」と告げます。
ながせは、かがりへ気づくと「マジか、マジで、マジだ! ちゃんと実在してるー! やばい何だこの情熱美女! 無限に推せるわー!」と叫びます。
そして「好きです!!!! じゃなかった…大ファンです!」とかがりに迫ります。
最終的にながせは、かがりのアドバイス通りに、命がけで休む為にビューンとポータルへ向かうのでした。

そんなながせに、みなもは「わたし、途中から存在忘れられてなかった…?」と苦笑いし、ナビーユは「僕なんか最初から無だったよ…」と涙を流します。
みなもは、ナビーユを撫でながら、「おーよしよし、次頑張ろうねー」となぐさめてあげます。

ナビーユは、気を取り直して、ベス、ギータ、ドランの事を考えます。
みなもは、「戦わなければいけないのは、ジャマオックだけではなく、何もかもわからない人たちともだ」と言います。
かがりは、「それでも私たちはアリスピアを、誰だって輝ける楽しい場所を守らなければならない」と告げます。

プリンセスになってぜんぶ守るという決意を強くしたみなもとかがりは、「これからも頑張ろう」と、握手します。
そこになつが、「やっばー! 遅れた遅れたー!」と走ってすべり込んできました。
なつは、2人が手をつないでいる状況を見て怪しみますが、2人は笑ってごまかすのでした。

その後、家に帰ったながせは、ベッドであおむけになり、「プリンセス…」と小さくつぶやいていました。
ながせは、プリンセスのキラキラを見て、自分のキラキラとの違いに落ち込んでしまうのでした。

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