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2025年10月9日木曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第5話「流星、闇を切り裂いて」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
ながせは、プリンセス・ミーティアに変身して、ドランとジャマオックをしばき回します。

キラキラ。それはながせがもっとも大事に思う、人が生み出す事のできる輝きです。
ながせは、カーテンを閉め切った暗い部屋で、飼い猫であるすけさんとアイリンとベッドで寝ていました。
顔に片手を置いたながせは、自分を助けてくれたプリンセスのことを思い出し、悩んでいました。

休み時間中、校舎の外で、みなもとかがりは、ながせのことを話していました。
2人はこの間ジャマオックを倒し、ながせのミューチカラを取り戻しました。
しかしみなもは、あれからながせがアリスピア活動をやめているように見えて、心配になっていたのです。

なつは、奪われたミューチカラを取り戻した後、楽しいという気持ちを変わらずに持ち続け、前に進もうとしています。
しかしながせが、なつと同じように、楽しいという気持ちを持ち続け、アリスピア活動をできているとは限りません。

みなもの心配を感じ取ったかがりは、「なら聞いてみましょうか。一条さんに直接」と切り出し、ほほえみます。

放課後、ながせの元を訪れたみなもとかがりは、ながせから悩みを打ち明けられました。
ながせは、2人へ、輝いているプリンセスの姿を見て、「あれが本物のキラキラなんだ」と感じたことを話し始めます。

昔から器用だったながせは、アリスピアでも、歌やダンスですぐに人気が出てしまったのだと告げます。
そしてながせは、そんなに頑張ってもいないのに短期間で得られたものが、本当にキラキラしているのか、ずっと違和感があったのだと続けます。
ながせは、自分とプリンセスのキラキラの違いに落ち込み、一時的にアリスピア活動ができなくなっていたのでした。
ひとしきり説明したながせは、泣きそうな顔で「あはは、あたし何言ってるんだろう。こんな話されても、困りますよね…」と言います。

ながせの話を聞いたみなもとかがりは、何も言えず、去っていくながせを見送るのでした。

その頃アジトで話し合うベス、ギータ、ドランは、「プリンセスたちが自分たちの障害である」とあらためて認識していました。
ギータから出撃の順番を前借りしたドランは、プリンセスたちをつぶすつもりで、アジトを出ます。

アリスピアで歩いていたながせは、自分を探していたあいこに出会います。
しかしながせは、「この子もあたしのキラキラが偽物だって気づいてないのかな」と眉を下げます。
そんな時に、ドランが現れ、あいこのミューチカラを奪おうとします。

同じ頃、アリスピアを訪れたながせとかがりは、ナビーユにながせの悩みを相談していました。
その時、ナビーユは、ジャマオックの出現を感じ取ります。

ながせは、あいこを連れてたくさんのジャマオックから逃げようとしますが、ついにあいこのミューチカラを奪われてしまいます。
そこにみなもとかがり、ナビーユが駆けつけ、みなもとかがりは変身します。

変身したリップルとジールは、ながせへあいこを連れて離れているように頼んだ後、いつもより多いジャマオックに向き合います。
ジールは「多いのなら、減らせばいいだけね!」と告げ、リップルも「わー模範解答!」と笑います。
そのまま幼体を一気に倒した2人は、成体のジャマオックも吹き飛ばしますが、現れたドランに一方的に傷つけられてしまいます。

ながせは、プリンセスでもかなわないドランの強さを見て、あいこのことを思います。
その時、ながせの胸が輝き、歌のカケラが現れました。
はっと気づいたリップルは、ジールへ「あの熱さ。あの感じは、わたしが初めてプリンセスになった時と同じ」と言います。

しかしドランは、「よそ見しているヒマは、ないよな!」とリップルとジールに対して、地面を殴った衝撃波で攻撃します。
さらに復活して戻ってきたジャマオックが、衝撃波に飛ばされたリップルを、空中でパンチします。
ジールは、地面で打ち付けられてしまったリップルを助けようとしますが、ダメージでよろめいてしまいます。

ピンチの中、ナビーユとジールは、ながせへ「プリンセスになって一緒に戦ってほしい」と頼みます。
しかしながせは、「ムリですよ、あたしには」と言って目をそらしてしまいます。
自分のキラキラが偽物だと考えるながせは、自分が本物のキラキラを持つプリンセスになれるわけないと言います。

ジールは、ながせへ「本物とか偽物とかそんなの関係ないでしょ!」と叫びます。
そして「あなたの生み出したもので救われる人がいる! 自分が本物だとか偽物だとかって、そんな人たちの笑顔以上に大切な事なの!?」と続けます。
リップルは、ながせへ「あはは、わたしっておバカだから、本物とか偽物とか分かんないなあ」と言います。
そして「でも、わたしは好きだよ。ながせちゃんの歌。たぶんその女の子も同じ気持ちじゃないかな。好きだから好き。それだけでいいんだよ、きっと」と伝えます。

ながせは、2人の言葉を聞いて、最初から自分のキラキラを見てくれていたあいことのふれ合いを思い出します。
そして、自分のキラキラを感じてくれる人たちの事を思い、あいこの気持ちを絶対にムダにしないと告げます。

歌のカケラを強く輝かせるながせに、ジールやリップル、ナビーユ、そしてドランも笑うのでした。
キラキラの本質に気付いたながせは、流れ星のように、迷わず一直線に、変身します。

「あたしのキラキラ、みんなに届け!」

覚醒した第三のプリンセス、ミーティアは、いきなり連続キックでジャマオックを滝へ吹き飛ばします。
それを見たドランは、ミーティアに近づき、その攻撃をさばくと、「やるじゃないか」と笑います。
ミーティアは、自分を見つめるリップルとジールへ顔を向け、「そこで休んでいてください」と声をかけます。
そして「大丈夫。あたしが、あいつらをしばき回してきちゃいますから!」と言うと、走り出しました。

ミーティアと拳や肘をぶつけ合ったドランは、「ははははっ! 相当面白いな!! ならさ。存分にやり合おうか!」と笑います。
そしてドランは、滝からジャマオックを不意討ちさせて、ミーティアをジャマオックのアームで拘束します。
ミーティアは、ジャマオックにエネルギーを浴びせられますが、一人で拘束を振りはらい、ジャマオックを蹴り飛ばします。
ドランも、「こいつは…」と思わず笑って、ミーティアを見ます。

そしてミーティアは、ナビーユのアドバイスを受けて、必殺技を解き放ちます。

放たれたミーティアの歌を受け止めるドランでしたが、「ここまでか。それなりに本気だったんだがなあ」と言うと、撤退します。
そしてミーティアの歌が、ドランの後ろにいたジャマオックへ当たったことで、ジャマオックは消滅します。
あいこのミューチカラを取り戻したミーティアは、あいこの歌のカケラも手に入れるのでした。

あいこがベンチで目を覚ますのを見届けたながせは、リップルとジールの正体がみなもとかがりだった事を知ります。
そして、「これからもよろしくね」というみなもとかがりの言葉を聞いて、「そっかそっかー」と頭と肩を下げます。
やがてパッと顔を上げたながせは「こちらこそよろしくっす。みなもパイセン、かがりパイセン!」と笑うのでした。

そしてながせは、あいこやみんなの前で、まぶしいライブを行います。
ながせは、キラキラの本質に気付き、プリンセス・ミーティアになるのでした。
いよいよキャスティングは完了です!

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