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2025年10月11日土曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第7話「予感、新たなり」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、女子会で仲を深めつつ、ベスが呼び出した新たなジャマオックと戦います。

アリスピアで、プリンセスたちは、ギータ率いるジャマオックと戦い始めます。
そして、かつて苦戦したナイトやビショップも、歌のカケラなしで倒していきます。
戦いが終わった後、ミーティアは、広場の真ん中で、「これは確実に来てますね! あたしたちの時代が!」と叫ぶのでした。

アジトでギータは、「あいつらナイトもビショップも軽くひねりやがるよ」とむくれます。
ベスは、ギータとドランへ「ヤツらを調子づかせるのも、そろそろ終わりにしたいな」と告げます。
また新型を完成させたベスは、実地テストのため、今回は自分が行くことに決めます。
ベスは、ドランから「近接特化のナイト。遠距離仕様のビショップ。なら今度の新型は?」とたずねられ、「退屈はさせん」と答えるのでした。

朝の5時頃、お家のキッチンに立ったみなもは、ゼッタイ歌姫宣言ッ!を歌いながら、スノーボールクッキーを作リ始めます。
みなもは、材料を混ぜた後、それをちぎってこねてシートに並べると、レンジで加熱します。
やがてでき上がったスノーボールクッキーを横からつまんで食べたのは、みなもの母親のようこでした。
お菓子の専門学校の先生であるようこに、「ずいぶん上手になったわね」とほめられて、みなもは照れます。

その後、ようこは、弟のりくにクッキーをあげるみなもを見て、家事やりくの世話をみなもに頼り切りにしている事を謝ります。
みなもは、わずかに時間を置いた後、ようこの言葉の意味を理解すると、顔をくもらせます。

ようこは、父親の誠志郎の仕事に触れつつ、「毎日一緒に朝ご飯を食べる、なんて事もなかなかできていないでしょ」と続けます。
けれど、首を横に振ったみなもは、「みんなに必要とされているお父さんとお母さんの仕事を応援できて、わたしは嬉しい」と答えます。
そしてみなもは、「ありがとうね、みなも」と自分を抱きしめてくるようこへ、「わたしは大丈夫だよ、お母さん」と笑います。
しかし、ようこを見送ったみなもは、ちょっぴり寂しげな表情を浮かべます。

そうして、ようこが出かけた後、みなもとりくは、テレビで「アサハッチ」を見ながら、朝ご飯を食べ始めます。

みなもは、ご飯を食べながら、りくへ「ちゃんとトマト食べないとダメでしょ」と注意します。
りくは、ブロッコリーをフォークで突き刺すと、「お姉ちゃんこそブロッコリー食べなさーい」と対抗します。
みなもは、「なぬ…」とりくとにらみ合った後、「物々交換で手を打とうか…」とりくへ笑いかけます。
こうしてお父さんとお母さんのいないご飯をくぐり抜けた2人は、ごちそうさました後、家を出るのでした。

家を出たみなもは、ちょうど会ったなつと一緒に学校へ向かいます。
そして、りくが小学校への道を別れて歩いていくのに合わせて、「ちゃんとお勉強するんだよー!」と呼びかけます。

なつは、みなもへ「相変わらず母親みたいだな」と言いますが、みなもは「えー、これぐらい普通だよ」と笑います。
しかし、少し考えたなつは、みなもの頭を撫でると、驚くみなもへ「そこにみなもの頭があったから、かな!」と告げます。
なつの温もりに元気づけられたみなもは、「わけわかんないよ、なっち」と照れくさそうに笑うのでした。

通学路で、みなもは、朝作ったスノーボールクッキーをなつへ渡します。
みなものクッキーが大好物だと言うなつに、みなもは、顔を思い切り緩ませるのでした。
具なしサンドイッチが得意料理のなつは、「料理できる人類は、みんな雲の上の存在だよ」と肩を落とします。

放課後、なつは、放送委員の仕事を面倒くさがりますが、みなもから「んもー、放送委員を選んだのはなっちでしょ」と注意されます。
みなもは、「自分でライブする時の為にも、音響機材に慣れておきたいって」となつの言葉を繰り返します。
なつは、「そうだよね、自分の事なんだし」とみなもの応援を受けて思い直します。
そして、一緒に帰れない事をみなもへ謝りつつ、放送委員の仕事へ行きました。

その後みなもは、そんな2人のやり取りをほぼ全部見守っていたかがりに声をかけられます。
そうして、みなもとかがりは、一緒にながせのお家に向かうのでした。

ながせは、自分の部屋を訪れたみなもとかがりを歓迎します。
また、ナビーユも、時差のあるアリスピアから、スマホの画面を通じて女子会に参加します。
みなもが作ってきたクッキーのおいしさに、ながせは目を見開き、かがりは、とびきりの笑顔を浮かべるのでした。

ながせの飼い猫のすけさんとアイリンも交えて女子会を始めた3人は、いつしか自分たちの家族の話に花を咲かせていきます。
ながせは、「うちの両親、普通の会社員だし、主婦だし」と言って、みなもとかがりの家族をうらやましがります。
かがりは、「何言ってるの。それも立派なお仕事よ」と言い、ながせを注意します。
みなもは、「お父さんもお母さんもお仕事の時間が違っているから。なかなか揃ってご飯食べられないし、それはちょっぴり寂しいかな」と言います。

そしてみなもは、みんなへ、自分の父親がアサハッチの司会を行っているテレビアナウンサーであると説明します。
ながせは驚き、かがりは、みなもの父親があの空野アナだと知って、早口で魅力を語り始めます。
みなもは、「なんか恥ずかしいね。自分のお父さんの事を褒められるのって。でも、そう言ってもらえて嬉しいな」と歯を見せて笑うのでした。

3人がみなもの父親の話で盛り上がりかけた時、アリスピア側で寝ていたナビーユがジャマオックの反応を感じ取りました。

立ち上がった3人がアリスピアに行くと、避難誘導を終えたナビーユが待っていました。
「みんな、あとはお願い!」と言うナビーユに応えつつ、みなもたちは「やっちゃうよ!」と変身します。

現れたプリンセスたちを歓迎しようと、ベスはジャマオックをプリンセスたちへ向かわせます。
そうしてベスは、屋根からプリンセスたちのバトルを観察すると、「やはり以前よりも戦い慣れている。なおのこと、あれを出す必要があるな」とつぶやきます。
ジャマオックを倒したジールは、地面にワープしてきたベスへ飛びかかりますが、簡単にあしらわれてしまいます。

ベスは、ジールへ「私をみくびってもらっては困る。この『バンド・スナッチ』のベスをな」と告げます。
そしてベスは、実地テストとして、新しいジャマオックであるルークを呼び出しました。

ルークは、プリンセスたちに両手を向けると、いきなり鉄球を発射します。
プリンセスたちは、「飛んできたぁぁぁぁ」と驚き、一度は鉄球をギリギリかわしますが、戻ってきた鉄球にさらに翻弄されてしまいます。

怒ったミーティアは必殺技を解き放ちますが、ルークのバリアによって防がれてしまいました。
ナビーユのアドバイスを受けて、ジールも必殺技を解き放ちますが、2人がかりでもバリアは壊れません。
ベスは、「フッ、どうやらお前たちの力もそこまでのようだな」と言いかけますが、「まだ終わりじゃない!」とリップルも必殺技を解き放ちました。

3人の必殺技を受けたことでバリアが破れ、ついにルークは消滅します。
ベスは、「ここまでか。だが、成果は上々だと言えるだろうな」とつぶやき、去っていきました。

傾いた日差しの中、ながせとみなもは、「し、しんどかったー」「まさか3人がかりじゃないとやっつけられないなんて」と地面に座り込みます。
立ったままのかがりは、新しいジャマオックが出てきた事や、バンド・スナッチという相手の組織の名前が分かった事を振り返ります。
そして、「敵はどんどん強くなる一方ね。なんとかしなくては」と告げます。

かがりの言葉に、ながせやみなもも立ち上がり、「自分たちがみんなを守らないと」と決意を強めます。
プリンセスたちは、もっと仲良くなった絆で、強くなる敵に立ち向かっていくのでした。

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