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2025年10月29日水曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第25話「誕生特別編(仮)」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
ぼたんは、プリンセス・マゼンタに変身して、ジャマオックからあさぎを守ります。

プリンセス・マゼンタこと、如月ぼたんは、アリスピアの橋の下で決めポーズを取っていました。

しかし汗をたらす中、背景の立て看板が倒れ、胸につけたブローチも取れてしまいます。
ぼたんは、「何ヶ月もかけて作ったのにー!!」と声を上げます。

【前話回想】
ぼたんはプリンセスにずっと心惹かれていました。
何しろ、ちっちゃい頃から憧れていた戦うヒロインが実在しているのです。

ぼたんは、ベッドの上でアリスピアchにあるプリンセスの動画を見ながら、「かわいーステキすぎー!」とゴロゴロします。

自分もプリンセスになりたいと思ったぼたんは、プリンセスになる方法を考えます。

しかしプリンセスになる方法は、国家試験なのか、謎の事故なのか、選ばれた遺伝子なのかよく分かりません。

ぼたんは、プリンセスになる為に、まずは形から入る事にしました。
趣味の洋裁でコスチュームを作り、マゼンタと名乗ってアリスピアを練り歩くのです。

『縫って、切って、また縫って…。こうして完成したのが……』

「このカタチ!」とぼたんは、橋の下で両手を広げます。
そして、「どっからどう見てもプリンセス!」とポーズを取ります。
あとは必殺技という事で、ぼたんはお兄ちゃんの創作ノートを参考にしようとしますが、役に立ちませんでした。

そんなぼたんに声をかけてくる女の子がいました。
女の子は、ぼたんに「お姉ちゃん。プリンセス?」と聞いてきます。

ぼたんは、つい「生まれながらのプリンセス」と言ってしまいましたが、まだプリンセスになったわけではないのでちょっと困ってしまいます。

さらに女の子は、ぼたんのドレスや髪を見て、「プリンセス・ピンク」と言います。
しかしぼたんは、タイトルにも関わるため「マゼンタ」と強調して訂正します。

女の子、迫水あさぎは、ぼたんに歌や踊りを見せてくれるように頼みます。
歌や踊りが得意でないぼたんは、なんやかんやで誤魔化しますが、あさぎは脈絡なく自分の歌とダンスを見せてくれます。

ぼたんは、純粋に喜びを表現し、誰かを喜ばせたいという、あさぎの気持ちを感じます。

川のほとりに並んで座ったぼたんとあさぎは、いろいろな話をしていきます。

ぼたんは、あさぎの「アリスピアで一番になるんだ!」というスゴい野望を聞いて、あさぎならなれそうな気がすると笑いかけます。
そして、自分の洋裁の経験を元に、「何かを上手になれる人って、少しくらい辛くってもやっぱり楽しめる人なんだと思う」と笑います。
ぼたんは、「ピンクみたいになれるようにがんばる!」と練習しようとするあさぎへ、いたたまれなさを感じ、自分が本当はプリンセスでないと伝えようとします。

そんな時、あさぎの悲鳴が聞こえてきました。
ぼたんが慌ててあさぎの指差す方向を見ると、川の向こうで怪物がうろうろしていました。

ぼたんは、思わずプリンセスを探しますが、怪物が迫ってくるのを見て、怖がるあさぎを抱えて逃げ出します。

森の中に逃げたぼたんとあさぎは、草木にまぎれて隠れていました。
ぼたんは、ポータルに逃げる為に、橋を渡って向こう岸へ行こうと考えます。

しかし、そうこうしているうちに、ぼたんとあさぎは怪物に見つかってしまい、慌てて逃げ出します。

やがて、ぼたんとあさぎは、橋の上で怪物に挟み撃ちにされてしまいました。

ぼたんは、「早く来てよープリンセ――」と思いかけますが、腕の中であさぎが「助けてプリンセス・ピンク…」と涙を浮かべながらつぶやくのを見ます。
ぼたんは、「自分は本物のプリンセスではないけど、あさぎにとってのプリンセスは他の誰でもない自分なのだ」と気づきます。
そして「自分のドレスをカッコいいと、カワイイと言ってくれた子が、助けを求めている。それなのに何もしなくて良いわけがない」と、心を決めます。

駆け出したぼたんは、「偽物だってプリンセス!」と叫びながら、怪物にパンチします。
続けてキックしたぼたんは、「ニセモンでも守ってみせる! ピンクでも! マゼンタでも!」と力強く宣言します。

しかしプリンセスでないぼたんでは怪物を倒せず、ばたんは、かばったあさぎごと、怪物に迫られてしまいます。

そこに「遅れてゴメンなさい!」と声が飛び込んできました。

ぼたんが目を開けると自分たちの前にプリンセス・リップルが立っており、怪物の手をギリギリと握って固定していました。
そこにプリンセス・ジールが「よくこらえたわね」と跳ねてきます。
さらにプリンセス・ミーティアが「えらいぞ、どピンクさん」と駆けつけてきました。

3人揃ったプリンセスは、「ここからは私たちに任せて!」とぼたんとあさぎへ呼びかけます。

リップルは、固定していた怪物の腕を取って投げ飛ばします。
ジールは、怪物の頭を連続で踏んだ後によつばいでキックします。
ミーティアは、腕をグルグル回しながら怪物を跳ね飛ばしていきます。

そこにウサギ型のアリスピアン、ナビーユがやってきて「もう大丈夫。安心していいよ。アリスピアのみんなを守る時、プリンセスは無敵なんだから」と告げます。

ぼたんは「あなたは伝説の、戦う力を与えてくれる妖精枠さん?」と声を上げますが、ナビーユに「キミは何を言っているんだい…」とツッコまれてしまいます。

やがてプリンセスたちは、怪物、ジャマオックをぜんぶ退治してしまいました。

しかしミーティアが「ちょろちょろちょろいねー」と言った直後、橋の下に巨大な紋様が現れ、大量のジャマオックが呼び出されました。
そしてジャマオックは手をつないで合体し、巨大な成体となりました。

リップルは驚きますが、ジールは「ベスの時と同じでしょうね」と呆れ、ミーティアは「ちまちま組体操してるだけっしょ」とツッコミます。
橋の下に飛び降りたプリンセスたちは、成体の腕や光線をかわしていきます。

そうしてぶちかまされたリップルの必殺技によって、ジャマオックは退治されるのでした。
しかし、その傍らでは、白い騎士が静かに姿を消していました。

すべてが終わった後、水平線上にある大きな丸い光からの日差しを受けながら、プリンセスたちは、橋の上でぼたんとあさぎと向き合っていました。

ミーティアは「いやー間に合ってよかったよ。すごく勇気あるよね、ピンクさん」と告げます。
ジールは、「けど、あまり危ない事はしないでね。あなたたちを守るのは私たちプリンセスのお仕事なんだから」と告げます。

かつてプリンセスたちは、みかんがジャマオックと戦った時に、みかんへ「怪物退治なんてしなくてもいい」と言いました。
しかし、なつやみかん、すみれやみんなから元気や勇気をもらっている事に気づいたプリンセスたちは、それを踏まえて、ぼたんへ想いを伝えたのでした。

ぼたんは、プリンセスたちの想いを受け取り、リップルは、「それじゃあわたしたちはこれで」と手を上げて明るくほほえみ、去っていきます。

プリンセスたちが去った後、ぼたんは、目を輝かせて「ありがとうプリンセス」とお礼を言います。
あさぎは、ぼたんの服のすそを引っ張り、「さっきホンモノとかニセモノとか言ってたけどー」と首を傾げます。

ぼたんは、あさぎへ、自分のドレスのデザインを褒めてくれた事が嬉しかったと伝えた後、自分が本当はプリンセスでない事を打ち明けます。
そして、「プリンセスに憧れて、自分でドレスを作って、見た目だけでもなろうとした…それだけの、ただの中学生なんだよ」と告げます。

ぼたんは「ごめんね。あさぎちゃん。嘘つきで…」と謝りますが、あさぎは「ううん。うそつきなんかじゃないよ」とぼたんに抱きつきます。
あさぎは、「だってマゼンタ。あさぎを守ってくれたもん」「プリンセスがさっき言ってた。守るのがお仕事なんだって」と言います。
そしてあさぎは、マゼンタのブローチを拾うと、「だからマゼンタも立派なプリンセス!」とほほえみながら、ブローチをぼたんに渡します。

ぼたんは泣きそうになりながら、「あさぎちゃん…」と声をこぼします。

あさぎは橙色の空の下、手を掲げて「あさぎ決めたの。わたしもなる! あさぎもぜったいプリンセスになる! マゼンタを守ってあげたいの!」と瞳を輝かせます。
滝のような涙を流したぼたんは、あさぎに涙を拭いてもらった後、「私と2人でコンビ組んじゃう? プリンセスのてっぺん取っちゃう?」とほほえみます。
そしてあさぎのドレスを作る事にしたぼたんとあさぎは、笑い合うのでした。

でもって、ぼたんとあさぎは、あさぎのプリンセスとしての名前を、『マゼンタ』と対になる『シアン』に決めます。
こうして、プリンセス・ピンクもといプリンセス・マゼンタと、プリンセス・シアンは、世界の片隅で誕生するのでした。

その後プリンセス部屋で、みなも、かがり、ながせ、ナビーユはプリンセス活動のお疲れ様会として、お茶会をしていました。
かがりやみなもは、赤の女王を倒した後もジャマオックが出現し続けている事から、また何か起きそうな予感を抱きます。

その頃、白い場所で、ジャマオックを出現させた張本人である花の騎士シンシアは、静かに歩き続けていました。

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