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2025年10月19日日曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第15話「なりたい自分」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、すみれの想いに勇気づけられ、強くなることを決意します。

休日、朝から市内のソラミタワーへ遊びに出かけたみなもたち。

ながせから誘われたお洋服選びでしたが、かがり、なつは70%OFFということもあって、自分の服をついつい買ってしまいました。
かがりは「本当に何も買わなくて良かったの?」とみなもに聞きますが、みなもは「うん、お洋服は当分いいかなって」と苦笑いします。

なつは、部屋の物や服も少なめで、イメチェンもあまりしないみなものために、文房具を見ていくことを提案します。

そうしてみんなで文房具を見に行こうとした時、かがりは、向こうの椅子でスマホを見ている女の子、風花すみれに気づきました。
かがりは、みんなに同じ図書委員の3年だと紹介すると、すみれへ声をかけます。

ながせやなつが話しかける中、すみれは、「おすすめは、アリスピアchにあるプリンセスの動画です」と告げます。
プリンセスたちのバトルの場面がアップロードされているのを見て、かがりとみなもは表情を変えます。
みなもは「撮られてたー!」と慌てますが、かがりは落ち着いた様子で「用心はした方が良さそうね」と告げます。

色々あって、みなもはすみれをお買い物に誘いますが、すみれはアリスピアに行く所だと言って去っていきます。
大人びて物腰も柔らかい上級生のすみれに、みなもはこうなりたいという憧れを抱きます。
なつは、「みなもも十分大人っぽいよ」「お姉ちゃん力1万パワーくらいあるよ!」とみなもへフォローを入れつつ、みなもをおだてます。

ながせは、2人の盛り上がりを見て、「ああいう所が幼くてかわいいですよね。みなもパイセン」とかがりへ目配せします。
かがりは、「それみなもに言っちゃダメよ」と告げ、2人へ視線を戻します。
しかし、ながせは「え?」と驚き、かがりも「え?」とながせを見返すのでした。

到着したステーショナリーショップで、みなもは「かわいいなーほしいなー」とペンを見ながら幽体離脱し、ながせは消しゴムの匂いをかぎます。
また、かがりは万年筆コーナーをながめ、なつは、「うい、なつ印」とハンコを押します。
そうして4人は、休日のお出かけを楽しむのでした。

かがりとながせと別れた帰り道、みなもとなつは、なつが今取り組んでいる事について、盛り上がります。
みなもは、「そのうちそのうちー」となつに詳細をはぐらかされ、「なっちのけちんぼー」と唇を尖らせます。

家に帰ったみなもは、アリスピアのナビーユから『第2回プリンセスミーティング』の招集を受けました。

そうしてなんやかんやで、合唱曲を話し合った時を第1回として、3人とナビーユは今回、カリストへの対策案を話し始めます。

パッと手を上げたながせが出した対策案3つ+αは、①現状維持、②パワーアップ、③合唱必殺技、④\\NEW//プリンセス増員でした。
案①はなしとして、ヒーロー番組の追加戦士を例に出しつつ、ながせたちは、案④のプリンセス増員について考えます。

そんな時、かがりは、うつむいてぼうっと考えているみなもに気づき、「どうかした?」とたずねます。
みなもは、「ううん」と首を振った後、「これ以上プリンセスを増やすのはどうなのかな」と続けます。

「プリンセスになったら、わたしたちみたく戦う事になるよね」
「アリスピアは、自分の楽しい事、好きな事をやれる世界でしょ」
「なら、みんなにはそれだけを一生懸命やっていてほしいな」
「みんなの居場所を守る為に戦うのは、わたしたちだけでいいんだよ!」

みなもは、胸に手を当て、かがりやながせ、ナビーユに言います。
みなもは、かつて「頑張るなっちやみんなを応援したい、守りたい」決意をして、いまプリンセスをしています。
だからこそみなもは、あらためて「みんなに辛い事をさせない。わたしたちがみんなを守る」と宣言したのでした。
かがりやながせも、みなもの決断を聞いて、「ええ。私もそう思うわ」「みんなには自分のキラキラを追求してもらいたいっすね」とうなずくのでした。

そうして案④がなしになったことで、残ったのは、案②プリンセスたちが強くなることと、案③合唱を磨くことです。
強くなる方法を考える中、ながせは、カリストの歌を押し返した時に、一瞬だけスゴい力が湧いてきたと切り出します。
しかし、かがりもみなもも、必死だった為、あまり覚えていませんでした。

その頃アジトでは、ギータが「負けてばっかだよなー!」と不満を口にしていました。
プリンセスたちの実力が本物だというカリストに、ベスは、「ならば次は自分が行って存分に叩いてくるとしよう」と言います。
ドランは、『プリンセスたちを叩いて伸ばす』という方針に、「あのお嬢ちゃんたちが俺たちの手に余るくらい強くなる可能性もある、か」とつぶやきます。
カリストは、「そんな事はありえない。僕はそう信じているよ。僕たちのバンドが奏で紡ぐミューチカラは無敵だ」と笑うのでした。

急にジャマオックの反応を感じ取ったナビーユとかがりたちは、「会議はまた後で!」と立ち上がると、現場へ急ぎます。

その頃、広場の真ん中に陣取ったベスとジャマオックたちに対して、アリスピア防衛隊が初出動していました。
ダック軍曹と副官、タマゴたちは、ジャマオックたちに突撃しますが、適当にあしらわれてしまいました。
そうして、ダック軍曹も遠くへ飛ばしたベスは、「怪我をするからやめておけというのに」とつぶやきます。

そこに、みなも、かがり、ながせ、ナビーユが駆けつけてきました。
一同は、アリスピア防衛隊の働きによって、女の子のミューチカラを奪われる前に到着できたのでした。

みなもたちは、ナビーユの「それじゃ、お願いするよ」という言葉に、「お願いされたよ!」と笑います。

変身したプリンセスたちは、ベスが「成体がいないのなら数で制圧する!」とたくさんのジャマオックを呼び出すのを見ます。
歌のカケラを使ったミーティアはサイリウムで、リップルはパンチからの間欠泉で、ジールは震脚からのキックでジャマオックを退治していきます。

そんな時、ベスは、迷い込んできた小さな女の子に気づくと、「ちょうどいい」とミューチカラを奪おうとします。
今まさに女の子が巻き込まれる瞬間、「ダメです!」とすみれが飛び込んできました。

すみれは、女の子を抱きかかえてダイブし、ジャマオックから女の子を助けます。
プリンセスたちが驚く中、ベスは、「ほお、獲物が増えたのは僥倖だ」と告げ、すみれのミューチカラを奪おうとします。
ジールは、「どきなさい!」と間一髪ですみれを助けると、顔を向けないまま、すみれたちに避難をうながします。

ミューチカラを奪えなかったベスは、「ならばこれはどうだ!」と3体の幼体たちに手をつながせます。
上に積み重なった幼体たちが回転すると、竜巻の中から成体が現れました。

プリンセスたちは、ミューチカラを奪うことなく成体となったジャマオックとにらみ合います。
しかし、いつまで経っても成体は動かず、何もしてきません。

ミーティアは「もしかしてこいつ、幼体がより集まってハッタリかましているだけなんじゃないすか」と言います。
それを聞いて冷や汗を垂らす成体?を見たジールは、「ふーん、そういうこと」とほほえみます。

そしてジールは、間髪入れずに必殺技を放つと、ハッタリをかましていた幼体たちをオーバーキルしてしまいました。
すみれと女の子を襲われて怒り心頭のジールは、「こんな小細工! 相手を選んでやりなさい!」と叫びます。
ベスも「好きで小細工をしたわけではないわ!!」と捨て台詞を言い、去っていくのでした。

すべてが終わった後、みなも、かがり、ながせは、ポータルに避難していたすみれとナビーユの所に駆けつけました。
みなもは、女の子を助けたすみれへ「勇気、あるんですね」と憧れの目を向けます。
すみれは、「別に勇気じゃありません。自分がしたいことをしただけ。自分がなりたいと思う自分になってみただけなんです」と言って笑います。
みなもは、落ち込みそうになるすみれを元気づけ、すみれは、そんなみなもの言葉を照れながら受け取ります。

すみれと別れたみなもは、「なりたい自分か……。わたし強くなりたいな」とつぶやきます。
そして「風花先輩みたいにプリンセスじゃなくても、誰かを守れるような人に」と胸の前で拳を握ります。
みなもの言葉を聞いて、かがりも「私もあの人のようにありたいと思ったわ」と告げ、ながせも「あたしも。みんなで一緒に強くなりましょう」と笑います。

こうして、すみれに勇気づけられたみなも、かがり、ながせは、「強くなりたい」と決意するのでした。

一方、アジトに戻ったベスは、「幼体に組体操させて成体に見せかけるなんてよ! オレじゃ考えもつかねーもんな!」とギータにいじられていました。
ドランは、唇を噛むベスの肩に腕を回し、「まぁまぁ…お前は、頑張ったよwwww」と笑います。
カリストは、ノリで言い合う3人を眺めながら、「やれやれ、可愛いヤツらだ」と苦笑するのでした。

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