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2025年10月14日火曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第10話「みかん奮闘記」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、ジャマオックからみかんを助けた後、みかんへアリスピアを元気にしてくれるようにお願いします。

ギータ、ベス、ドランがいるバンド・スナッチの本拠地に戻ってきたのは、ベンド・スナッチのリーダー、カリストでした。
自分のすべき事が滞りない事をメンバーへ説明したカリストは、「むしろ重要なのはお前たちの方のようだ」と告げます。

ドランとカリストの会話をさえぎったベスは、「後から来てリーダー面をしないでもらおうか」と、次は自分が出撃する事を決めます。
そんなベスに、カリストは、「好きにすればいいさ」とほほえむのでした。

アリスピアでは、たくさんの観客の前で、なつが路上ライブを行っていました。
観客の中には、最初に中止になったなつのライブに来てくれた女の子やアリスピアンもいます。

なつは、綺麗な歌声と、華麗なステップで、集まった観客を楽しませます。
かがりはサイリウムで、ながせは拍手で、みなもは飛び跳ねて、なつを応援するのでした。

ステージが終わった後、なつは、「すっごく良かったよ」と言うみなもの手を取り、ライブに来てくれた事のお礼を伝えます。
「今回も上手く行って良かったよ」と笑うなつに、かがりとながせも、「素晴らしかった」「脳汁が出た」と感想を言います。
その後なつは、撤収作業を手伝おうとするみなもを止めて、「アタシがやったんだから最後まで責任持たないとね」と笑います。
そうしてなつは、放送委員の時と同じように「自分の事だから」と、みなもをみんなと帰るようにうながし、ステージ裏へ戻っていくのでした。

帰り道でナビーユは、みなもたちへ、なつが最近人気急上昇中であることを教えます。
かがりは、「地道にライブ活動を重ねていった成果じゃない」とほほえみます。
ながせも、屋内会場を割り当てるという話を聞いて、「すっげー!」と叫びます。
みなもは、頬に手を当てて、「良かったあ。なっちの一生懸命を認めてもらえて」と笑います。

かがりは、みなもへ「相変わらず自分の事みたいに喜ぶのね」と告げます。
みなもは、「そりゃあそうだよ。ずっと昔からなっちの事を応援してきたんだもん」と胸に両手を当てます。
嬉しさのあまりみなもが拳を振り上げた時、大きな音が聞こえ、震動が伝わってきました。

すると離れた所で、一人の女の子が、音楽に合わせて手や脚を繰り出していました。

みなもは、踏み込みで地面を震わせる女の子を見て、「スゴい激しいダンスだね」と告げます。
ながせは、「ダンスっつーか、カンフー映画のアクションシーンみたいじゃないです? アチョー! って感じの」とポーズを取ります。
すると女の子が、「分かりますか!」と動きを止めて、ながせたちに声をかけてきました。

女の子、日村みかんは、武術と音楽を組み合わせた、まっっったく新しいダンスを生み出そうといろいろ試している最中でした。
みかんは、父親の道場の門下生が減ってきた為、自分の好きな曲とダンスでアレンジして、みんなに興味を持ってもらおうと考えていると、みなもたちへ語ります。

さらにみかんは、強く地面を踏み鳴らしている理由について、「地面を踏んだ時の反発力を打撃に伝える技術なんです」と説明します。

みかんと別れた一同は、夢見るままにアリスピア活動を満喫するなつ、みかんの二人に触発され、勢いみなもメジャー化計画に着手します。

なんやかんやでひとまず、みなもメジャー化計画こと『目指せアリスピアドリーム!空野みなものシンデレラストーリー情熱系』は、計画倒れになりました。

そもそも緊張しいなみなもは、ながせやかがりのアドバイスを受けて、リラックスの為に「失礼をばー!」とナビーユ吸いを敢行します。
ナビーユに鼻と口を押し付けたみなもは、「確かにリラックスできるかもー」と、さらにナビーユを吸っていきます。

そんな穏やかな風景の裏で、ベスは、強いミューチカラを求めて暗躍中でした。
そして、ダンスの練習を続けるみかんを見つけると、眼鏡にかなったとばかりに、ジャマオックを召喚します。
みかんは、アリスピアを荒らす怪物をやっつけようとしますが、いくら攻撃を当てても、ジャマオックを倒せません。

ベスは、「ムダな事を。プリンセスでもない者にジャマオックを倒せるものか」とつぶやきます。
そしてみかんは、ついにミューチカラを奪われてしまうのでした。

ジャマオックの反応を感じたナビーユは、ナビーユ吸いを続けていたみなもを、そのまま耳ではたきます。
みなも、かがり、ながせ、ナビーユは、ジャマオックの反応を追いかけます。
やがてさっきの公園にたどり着くと、倒れているみかんを見つけました。

みなも、かがり、ながせは、みかんを助ける為に変身します。

合唱曲を温存するプリンセスたちは、今日はミーティアの歌で戦います。
プリンセスたちは、肘鉄、連続蹴り、プロレス技で幼体ポーンをリズム良く倒すと、成体ポーンに向き合います。
しかし、成体ポーンは、足代わりの尻尾を地面に叩きつけると、ものすごいパンチで地面を砕きます。
プリンセスたちは、みかんのミューチカラを吸収したポーンが、みかんの技術を使っている事に気づきました。

リップルは、「力にはパワー!」という事で、なつの歌のカケラを使った後に、「ヨシ!」とポーンへキックします。
しかしポーンは、背中でキックを受けると、頭を振り起こして、リップルを遠くへ弾き飛ばしてしまいます。

飛ばされたリップルの救助をミーティアに任せたジールは、みかんの話を思い出し、かえでの歌のカケラを使用します。
ジールは、そのままミューズタクトからホイップクリームを出すと、地面の反発力を利用しようとしたポーンを転ばせます。

戻ってきたミーティアは「さすがジール、冷静で的確な攻略法ですね」とはしゃぎます。
リップルは、ミーティアに手を引かれながら、「わたし、やられ損だね」と苦笑いします。
ナビーユのアドバイスを受けたジールは、必殺技を解き放ち、ポーンを倒すのでした。

やがてミューチカラを取り戻した事で、みかんが目を覚ましました。
目を覚ましたみかんは、慌てて飛び跳ねますが、噂のプリンセスが自分を助けてくれた事に気づきます。
みかんは、「ありがとうございます!」とお礼を言った後、「ダメダメですね」と視線をそらします。
そして「怪物をやっつけようとして逆にやられちゃうなんて…。もっと強くならないと!」と拳を握ります。

しかし、リップルは、みかんの拳を上から手で包むと、「いいんだよ。怪物退治なんてしなくてもいいの」と告げます。
そしてリップルは、プリンセスとしての自分たちの思いを、みかんへ伝えていきます。

「あなたのこの手はそのためにあるんじゃないんだよ」
「みんなを守るのはわたしたちのお仕事だから」
「あなたたちは、自分の思うままに、好きな事を楽しんで」
「それで、もっともーっとアリスピアを元気にしてくれたら嬉しいな」

最後にリップルは、「わたしたちは、みんなの一生懸命をいつだって応援してるから」と笑顔でしめくくります。
そうして去っていったプリンセスを見送ったみかんは、自分の広げた手を見て、「自分の一生懸命か…」と笑うのでした。

アジトに戻ってきたベスは、カリストたちに出迎えられます。
「惜しいところだったな」と言うカリストに、ベスは、「何が惜しいものか」と悪態をつきます。
カリストは、「あのプリンセスたちは手強い。ミューチカラの強さはもとより、確固たる信念がある」と言います。
そしてカリストは、バンド・スナッチ最強の戦士として、プリンセスたちと直にやり合う事を決めるのでした。

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