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2025年10月13日月曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第9話「「好き」は無敵」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、クッキングアイドルのかえでを見て、好きなことをやっている女の子の無敵さを感じます。

ところでみなもの趣味はお菓子作りです。

なので自分もそういう動画を配信してみようと、みなもは、アリスピアでお菓子作りの動画を撮り始めます。
そうしてなつやグリムさんが見守る中、「みなもクッキング」の撮影が始まりました。

しかし、緊張しいなみなもは、慣れないことに失敗ばかり。
バターを室温に戻せていなかったり、卵とバターをコロコロさせてしまったり、パウンドケーキをバウンドさせてしまったり。
見守っていたなつも、呆れながら「リテイクで!」とグリムさんに何度もやり直しをお願いします。

みなもは、結局撮影がうまくいかなかったことで、「穴があったら入りたい」とひどく落ち込みます。
普段あんなにやっていることでも、みんなのために動画の配信すると思ったら、胸のドキドキが止まらないと、みなもは告げます。

なつは、みなもへ「今まで自分がやるのには興味なさそうだったのに、なんで突然配信を始めようなんて気になったの?」と聞きます。
みなもは、「こないだ、なっちが言ってくれたんじゃない。わたしが自分の為に何かする事を喜んでくれる人が絶対いるはずだ、って」と告げます。
そして「だからわたしも、もっと自分を出してみようかなって」としっかりと答えます。

かがりのライブ前に、みなもは「人気アイドルになりたいとか、思わない思わない」「応援専門です!」と力なく、自分を二の次三の次にして答えていました。
なつは、あの時から変わり、失敗しながらも前に進み始めたみなもを見て、「うん。いいんじゃない!」と笑います。

そこに、かがりとながせがやってきて、みなもとなつに状況をたずねます。
自分以外の3人が仲良くなっている事を不思議に思うなつへ、かがりは「みなもから話は聞いているわ」とアプローチし、なつを「トゥンク…」させます。

最終的に、かがりは、「安心して。あなたのみなもは取らないわ」となつへ言い、いろいろごまかすのでした。

そうして後日撮影をやり直す事になったみなもは、「分かりました。次は成功させてみせます!」とグリムさんに意気込みます。
去っていったグリムさんを見て、なつやかがりは、『アリスピアン』や『アリスピア』、『アリスピアch』の不思議について考えます。
かがりは、ナビーユの話を聞いて、「アリスピアはインターネット上の仮想現実ではなく、別の世界なのでは」と推測します。

その後、4人は、ながせの「みんなで遊びに行きましょう」という声かけで、街へ出かける事にしました。
みなもは、なつの交友関係が広がっていくのを見て、「良かったね、なっち」と笑います。
外に出た後、みなもは、自分が好きなお菓子作り配信者である佐藤かえでのイベントに行くことを提案します。
そうして4人は、ながせの「アイ・マイ・ミーマイン!」のおバカなボケもはさみつつ、イベント会場に向かうのでした。

その頃アジトでは、ギータも、歌って踊れるクッキングアイドルのかえでに目をつけていました。
ベスは、そんなギータへ「他にもっと適した者がいると思わなくもない」と告げます。
ドランは、ベスの肩に手を回し、「いや、お前は昔から甘いものが好きだったな、って思ってさ」と言います。
ギータも、ベスに飛びつき、「何だお前。だからアイツの邪魔をしたくないってか。公私混同ってか」とベスをいじります。

ベスが怒って行ってしまった後、ギータは「しっかりミューチカラを回収してきてやんぜ!」と意気込むのでした。

アリスピアでは、かえでが、鼻歌を歌いながら、大量の材料と巨大な調理器具を使って、お菓子を作っていました。
軽やかかつ豪快な動きで調理を続けるかえでは、最後に慎重にフルーツを乗せるとドヤ顔を決めます。

しかしその時、かえでの様子をうかがっていたギータが、会場の奥から現れました。
かえでは、「ちょちょちょい! そこのアンタ、関係者以外立入…」と言いかけますが、アリスピアにいないはずの男であるギータを見て戸惑います。
ギータは、かえでに向かって「いいや、関係者だぜ。このアリスピアのな!」と言い放ちます。

こうしてアリスピアで公の活動を行うギータは、ビショップを使って、かえでのミューチカラを奪ってしまうのでした。

みなもたち4人は、かえでの撮影会場に向かっていましたが、会場からアリスピアンが逃げてくる事に気づき、走り出しました。
みなも、かがり、ながせは、会場にいるジャマオックを見て変身しようとします。 しかしすぐに、「プリンセスの事を秘密にしているなつの前では変身できない」と気づきます。
最終的に、ナビーユの機転とゴリ押しでなつをポータルに避難させた3人は、あらためてプリンセスに変身します。

変身したリップル、ジール、ミーティアは、3人で合唱曲を歌いながら、最初から全開で戦います。
ミーティアはパンチで、ジールはキックで、ジャマオックを倒します。
ジールの背後からもジャマオックが迫りますが、リップルがジールを助けます。
「ジールも守りたい」と前に言ってくれた決意を果たすリップルに、ジールも頬を赤らめて体を近づけます。

そこへ、成体となったビショップが、建物の入口を吹き飛ばして現れました。
ギータは、「そいつは今までのようには行かねえぞ、プ・リ・ン・セ・ス!」と告げると、手に持ったお菓子を食べ始めます。
ギータの話を聞いたプリンセスたちは、かえでのミューチカラが奪われてしまった事に気づきます。

お菓子を食べ終わったギータは、指についたクリームをなめながら、「なかなかイケんじゃん。ベスの奴がご執心なのも分かるぜ」と言います。
しかしギータは、「お菓子を作るよりも歌って踊ってもらった方がミューチカラも高まりやすいのによ。ムダな事しないでもらいたいっての」と続けます。
ギータの言葉を聞いたリップルは、「ムダな事ってなんですか…?」と拳を震わせた後、叫びます。

「歌だって、ダンスだって、お菓子作りだって、だれもが心から楽しんでやってるの!」
「あれが良くて、これがダメなんて他人が決める事じゃない!」
「みんなが生きるこのアリスピアに、ムダな事なんて一つもないんだから!」

ギータは、リップルの言葉を聞いて、「それをオレらが決めてやるって言ってんだよ!」と怒りをあらわにします。
そして、「ギータギタにしてやんぜ!」とビショップにエネルギーを溜めさせます。
ただならぬビショップの様子を見て、プリンセスたちも合体必殺技の準備を始めます。

プリンセスたちは、手をつないで歌のカケラを生み出すと、ビショップよりも早く合体必殺技を放ちました。
ビショップも、迫りくるプリンセスたちの歌に対して、目から光線を放ちます。
しかし一瞬も拮抗する事なく、ビショップは光にのみ込まれ、瞬殺されてしまいました。
ギータは、白目になって「ビショップ成体お披露目だぞ! ちったぁ接待くらいしろや!!!」と叫びます。

やがてビショップが倒されたことで目を覚ましたかえでが、鬼のような顔で、ギータを探しにやってきます。
プリンセスたちは、かえでにちょっと引きつつも、「やっぱり好きな事をやっている女の子って、強いんだな」と言います。
その時、急にプリンセスたちの変身が解け、3人は、その場でひざを着いてしまいました。
3人で歌う事の消耗が激しいと気づいたかがりは、「ここぞって時まで温存しておく事を考えましょう」と告げるのでした。

一方、かえでから逃げてアジトに戻ったギータは、おじぎしながらベスとドランに手土産を渡していました。
ご機嫌取りのお菓子を渡したギータは、自分の話も聞かずドーナツを「うまいな」「うま」と食べ始めるベスにツッコミを入れます。
そこに「苦戦しているようじゃないか」とベス、ギータ、ドランとも違う新しい人影が現れるのでした。

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