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2025年10月18日土曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第14話「発明を始めよう」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、トライアンドエラーで発明するまなびと出会い、まなびみたいな人たちがアリスピアを元気にしてくれるのだと感じます。

バンド・スナッチのアジトで、ベス、ギータ、ドラン、カリストは次の出撃について考えます。

ギータは、「オレオレ、オレに行かせろよ! オレにいい考えがあんぜ!」と立候補しますが、説明する前にベスから却下され、ドランから笑われます。
ほほえんだカリストから、いい考えについてたずねられたギータは、自分たちにはまだ試していないジャマオックがあると笑います。

ある日のお昼休み、みなも、なつ、かがり、ながせは、みんなでおべんとうを食べていました。
なつの話を聞いたみなもとながせは、えなとろなが元気になった事を知り、小声で喜びます。
みなもとながせは、なつに小声の内容をたずねられて慌てますが、かがりがウインクしながら助け舟を出してくれます。
なつも、パッとかがりの助け舟に乗っかると、みんなへ「2人の活動を見学してアタシのパフォーマンスに活かす、これね!」と笑います。

その後ながせは、「なつの勉強熱心な所が好き」というかがりの言葉に紐づけて、テスト勉強について、みんなにお願いを持ちかけます。
みなもは、勉強を教えてほしいというながせのお願いに、「わ、わたし、そんなにお勉強できるわけじゃ…」と自信なさげに答えます。
しかし、すぐになつが、「あるでしょーがー」とみなもにつめ寄り、みなもの頬を揉んでいきます。
なつは、抱きしめたり、頭を撫でたりするのと同じように、みなもの頬を揉んで、自信のないみなもをフォローするのでした。

次にながせは、地球側との時差によって、時間をたっぷり使えるアリスピアでの勉強会を提案します。
なつは、「行けたら行くわ」とそっけなく答えますが、すぐに「ごめんね。アタシもちょっとやりたい事あるし」と続けます。

みなもが、なつのやりたい事についてたずねようとした時、遠くから爆発音が聞こえてきました。
なつは、その拍子に牛乳を顔に噴射してしまうのでした。

煙の上がった場所に行った4人は、煙の中に女の子を見つけました。

女の子の顔を見たなつは、みなもの両肩にパッと手を置くと、「誰かと思ったらハカセじゃない」と女の子へ笑います。
女の子、葉加瀬まなびは、ずれた眼鏡を直すと、「そういう君は陽ノ下なつ」と答えるのでした。

ながせは、なつから「まなびは隣のクラスの天才発明家だ」と紹介され、あるアリスピアchの動画に思い至ります。
そして、「ながせちゃん知ってるの?」というみなもの問いかけに「うるっす!」と答えます。

ながせとなつは、みなもへ、まなびは自分の発明を実演する様子を配信しているのだと説明します。

まなびは、みなもにとって、いつも一緒にいるなつの、自分の知らないお友だちです。
みなもは、「なっち、いつの間にお知り合いに?」「放送委員?」とひかえめになつへ問いかけます。
なつは、音響機材がらみだと説明しつつ、ながせと出会った時と同じように、みなもの肩に手を置き続けるのでした。

校舎近くのテーブルに戻ってきたみなもたちは、補助アームを背負ったまなびと話します。
まなびは、「僕がアリスピアで発明するのは、自分なりに、大好きな音楽の『可能性』を追求する為だ」と言います。
みなもたちは、まなびの発明である吹き矢つきの万能リコーダーや、照明弾つきの翻訳マイクの実演を見て、ほほえみます
補助アームも、ダンスの表現の幅を増やせないかという音楽の可能性を追求したものでした。

まなびは、みんながより楽しくアリスピアのひと時を過ごせるように手助けする事が、自分の為になり、みんなの為になり、アリスピアの為になると信じていると言います。
まなびは、生き生きした様子で、「僕がアリスピアで表現したい自分って、そういうものなんだよ!」と語るのでした。

その後、なつを除いたみなも、かがり、ながせは、プリンセス部屋で勉強していました。
しかし、ながせは「さっぱりわからん」とうなだれ、みなもも「何で動くんだろうね、この点Pって…」とつまずいてしまっていました。
そんな2人へ、かがりが「仕方ないわね。休憩しましょ」と言い、ナビーユが「お疲れ様だよー」とおやつを運んできました。
休憩中にまなびの話で花を咲かせた3人は、確固たる信念を持ってアリスピアで活動するまなびを、より応援したくなるのでした。

その頃、まなびも、アリスピアで補助アームのテストを行っていました。
まなびは、パラメータ調整によってアームがより人に近い動きをするのを見て、「やはりトライアンドエラーあるのみだな」とほほえみます。
しかしそんなまなびの後ろに、ギータが現れて、「面白そうじゃん。オレにも使わせてくれよ」と笑うのでした。

勉強を続けていた3人は、ナビーユからジャマオックの反応があった事を教えられます。
急いで駆けつけた3人とナビーユは、成体となったジャマオックと、倒れているまなびを見つけます。
みなもがまなびの元に駆け寄るのに合わせて、ジャマオックが背中から補助アームを伸ばします。

奪われたまなびのミューチカラを取り戻す為、みなも、かがり、ながせは変身します。

変身したプリンセスたちは、ジャマオックと向き合いますが、振り下ろされる補助アームと剣に圧倒されます。
ミーティアは、「まなびパイセンの発明をそんな事に利用すんなー!」とジャマオックに立ち向かいます。
一気に攻めようとするプリンセスたちでしたが、3人では4本の腕をさばき切れず、攻撃を受けてしまいます。

ギータは、「満を持してのナイト成体だ。そう簡単にやれるもんかよ」と告げます。
ナビーユは、プリンセスたちへ「君たちが今まで助けてきたみんなの力を借りるんだ」とアドバイスします。

ミーティアは、一ミリも迷わず、直感でえなとろなの歌のカケラを使用します。
すると、ミーティアが2人に分身し、ダブルミーティアとなりました。

ミーティアを見て、ジールやリップル、ギータやナイトは、混乱します。
しかしダブルミーティアは、しばらく鏡合わせのように見つめ合った後、「「ヨシ! だいたい分かった!」」と2人でハイタッチします。
ジールは「順応性高すぎでしょ!」と叫び、リップルは「でもこれならなんとかなりそう。行くよ、二人とも…三人とも?」とちょっと悩みます。

そうしてプリンセスたちは、「今日のプリンセスは4人!」とばかりにナイトに向かって走り出します。
そのままナイトの腕を一本ずつ掴んだプリンセスたちは、息を合わせて、それらをナイトの体に巻きつけます。
ナイトの拘束に成功したダブルミーティアは、「ハッ、もしかして2人でやれば、テスト勉強の効率も2倍じゃね!」「さすが! さすがあたし!」とはしゃぎます。
しかし、ジールから「歌のカケラをそんな事に使うんじゃないの!」とツッコまれ、「「デスヨネー」」と答えます。

やがて歌のカケラの効果時間が過ぎて一人に戻ったミーティアは、必殺技を解き放ち、ナイトを倒します。
プリンセスたちは、ナイトのデビュー戦を接待なしで終わらせ、まなびの歌のカケラを手に入れるのでした。

やがて目を覚ましたまなびは、みなもたちからプリンセスに助けられたと教えられると、「次の発明の構想がひらめいた!」と言って走っていきます。
ながせは「あれが転んでもただじゃ起きないってやつですか」と言い、かがりは「バイタリティのかたまりだわ」と苦笑します。
みなもは、「葉加瀬さんみたいな人たちが、アリスピアを元気にしてくれるんだろうね。きっと」と笑います。

後日学校では、なつが、まなびの発明した「プリンセス養成ギプス」を装着していました。
まなびは、「これを装着していれば、プリンセスのように華麗に歌って踊れるようになる」とみなもたちへ説明します。
まなびは、「効果はこれから実証していくんだ」と続けると、なつにデータ提供を依頼します。

ながせは、「怪しいって思っても律儀に装着してあげる、友だち想いのなつパイセン。あたしは大好きですよ☆」と笑います。
「みなもやまなびたちを信じつつ、細やかに気を配っている」と親しみを込めて茶化すながせへ、なつはにじり寄ります。
そしてなつは、「よーし次の犠牲者はアンタだー!」と目を光らせると、ビューンと逃げ出すながせを追いかけていきます。
みなも、かがり、まなびは、そうして追いかけっこを始めた2人を見て、笑い合うのでした。

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