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2025年10月24日金曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第20話「正義の境界線」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
ミーティアは、ベスから『正義』について問われますが、自分の想いをまっすぐ答えます。

ある日の夜、みなもは、父親の誠志郎や母親のようこ、弟のりくと晩ご飯を食べていました。
みなもとりくは、誠志郎とようこの仲むつまじい様子を「らぶらぶですなー」と茶化します。
しかし、ようこは「そうよー。お父さんとお母さん、まだ現役のバカップルなんだから」とノロケます。

その後みなもは、誠志郎から「『アリスピアch』って知ってるかい?」とたずねられます。
みなもは、飛び上がるほど驚いた後、「ホワーイ?」と呆然とします。

動揺し続けるみなもは、落としてしまった茶碗と箸を持ち直しますが、ご飯からっぽ・箸逆の状態です。
誠志郎は、みなもへ「アリスピアchをアサハッチで特集する話が来ている」と教えます。
アリスピアを知るようこは「運営が不透明なようなら、紹介するのは止めた方がいいんじゃない」と言い、みなもにウインクします。
みなもは、「それがいいんじゃないかなー!」と元気よく叫ぶと、一人芝居とゴリ押しで特集を阻止しようと奮闘するのでした。

後日アリスピアでみなもは、なつ、ながせ、かがりへ、「てことがあったんだよねー」と晩ご飯でのできごとを話していました。
ながせは、「アリスピアが公になったら、あたしたちの大事な居場所が台無しですもんねー」と告げます。

かがりは、「でも、みなもはスゴいと思うわ」「空野アナに美しい日本語でたずねられたなら、うっかり秘密をもらしてしまうかもしれない」と言います。
そして、「あーでもぉ! あのいい声で問い詰められてみたい…!」と♡マークを出して叫びます。

ながせは、かがりへ「ここ最近、キャラが崩壊しっぱなしっす!正気に戻ってくださーい」と抱きつきます。

なつは、「かがりさん。ゆかいな生き物になりつつあるね」と笑った後、「アリスピアは女の子だけの秘密にするにしても、こっちはこっちで心配かな」と言います。
そうしてなつは、アリスピアで出現している怪物について話します。
ながせは、なつを安心させるように「心配ナッシングですって、なつパイセン。きっとプリンセスが、悪い奴らからみんなを守ってくれますって」と告げます。
なつは、「アタシの心配はどちらかっていうと…」とみなもの方を見ますが、みなもが首をかしげた事で、慌てて手を振ります。

みなもは、そんななつへ「大丈夫だよなっち。アリスピアは楽しい場所のまんまだよ」と笑います。
そして「なっちは別に気にする事があるでしょ。次のライブの為にレッスン頑張んなきゃね」とベンチで話した時と同じように拳を持ち上げて、なつを応援します。

なつは、ベンチで話した時の「なっちをわたしがずっと一番に応援してる」というみなもの言葉や、動画で見た怪物と戦うリップルの姿を思い出します。
そして、「そっか。うん、そうだね」と目を伏せると、みなもへの心配でくもった心を元気で奮い立たせます。
なつは、「アイドルになりたい」という夢を応援してくれているみなもの事を想い、「それじゃあさっそく練習行ってきますか!」と頬を叩いて気合いを入れます。
そしてライブの時と同じように手伝おうとするみなもを止めると、「みなもはみなもでやる事あるだろうし」とみんなに挨拶して走っていきます。

残されたながせたちは、なつに言った「悪い奴らからみんなを守る」というプリンセスの責任を感じつつ、決意をあらたにするのでした。
そしてながせは、「とはいえ、プリンセスにも休息は必要なわけで…」と続けると、かがりやみなもに自分が『おデート』する事を伝えて去っていきます。

アジトでは、ベスが赤の女王に「行ってまいります」と膝をついていました。
ベスの言葉に一拍を空けて答えた赤の女王は、「わらわは正しき事をしている。このアリスピアにおいて…正義はわらわにこそある」と告げます。
ベスは、赤の女王の迷いを晴らすように「だからこそ我々は、あなたの与えてくださったこの力で、あなたの理想を実現させるのです!」と言います。

ながせは、ポータルで待っていたあいこに「あいこにゃーん!」と呼びかけ、あいこと合流します。
そしてながせは、あいこが「前日から待機してました!」と言うのを聞いて、「さすがに盛りすぎ!」とあいこと一緒に笑い合います。

そうしておデートに出かけた2人は、公園でにがお絵を見たり、ネイルをつけたり、キッチンカーでかえでのクレープを食べたり、存分に楽しみます。

あいこは、スイーツを食べながら、「離れていた所でながめるだけだったながせ様がこんな近くにいるなんて。ファン冥利に尽きますー!」と号泣します。

けれど、ながせは、あいこに「ファンサしてるつもりなんてないからね」「友だちと一緒に遊びに行くなんて当たり前の事でしょが」とウインクします。
あいこは、それを聞いて、頬を染めると、「録音させてもらっていーですかー!?」とテンションを上げます。

それでもあいこは最近物騒なアリスピアが心配の様子で、「今日みたいなすっごい楽しい日に、もし怪物が出てきたらって思うと」と眉を下げます。
ながせは、そんなあいこへ「悪い奴らはプリンセスが退治してくれるってばさ!」とはげましの言葉をかけます。

しかしそんな折り、ながせは、むこうの森の中にベスが立っているのを見かけて、思わず席を立ち上がります。
そして、不思議がるあいこへ「ほんとゴメン。この埋め合わせは絶対にするから」と謝った後、急いでベスの後を追いかけます。

ベスを追いかけていったながせは、トンネルや線路のある廃坑のような場所に来ていました。
アリスピアらしくない場所に戸惑っていたながせは、岩場に立つベスから、仲間を呼ぶように要求されるのでした。

みなも、かがり、ナビーユは、なつとながせを見送った後、街を歩いていました。
みなもが歌う"野暮な歌"を聞いていたかがりとナビーユはあきれ気味でしたが、スマホに入った連絡を見て驚きます。

みなもたちに連絡したながせは、降りてきたベスに「あんたに倒されてやるつもりなんかさらさらないからね!」と叫び、変身します。

変身したミーティアは、流星のようにまっすぐベスへ突進します。
しかしベスは、すでに赤の女王の力によって、自身の能力を解放していました。

ベスは自分の楽器であるベースを呼び出すと、光の弾を生み出し、ミーティアへとぶつけていきます。
背後から光の弾を受けて地面に倒れたミーティアは、ベスが大きな光の弾を作って放つのを見ます。

ミーティアが目をつぶった時、リップルとジールが飛び込んできて、光の弾をベスへと蹴り返します。

リップルは、ミーティアを介抱し、ナビーユは、ジャマオックの反応がなかった為に到着が遅れた事を謝ります。

そうして3人揃ったプリンセスたちは、ベスが操る光の弾を避けたり、打ち消したりしながら、戦っていきます。

ミーティアは、「あんたたちみたいな悪い奴らから、アリスピアを守らなきゃならないんだから!」と叫び、ベスへ殴りかかります。
しかしベスは、「悪いだと?」と告げると、光の弾を大量に出してミーティアを下がらせた後、ミーティアへ問いかけます。

「ならば問おう。お前たちが正義だと、なぜ言い切れる?」
「我々にとっては、お前たちこそが目的の障害となる悪そのものだ」
「誰かの正義は誰かの悪だ。逆も同じ事が言える」
「我々は正義にもとづいて行動している」
「ならばそれに敵対するお前たちは悪だろ!」
「答えてみろ! お前たちの正義は、我々の正義よりも正しいのか!?」

ベスの鬼気迫る問いかけにミーティア、ジール、リップルは、驚きで声を失います。

やがて、少し時間が経った後、ミーティアは自分の思う答えを述べていきます。

「何が正しくて、何が悪いかなんて、あたしおバカだから答えられないよ」
「でもね。これだけは言える。あんたたちのやってきた事は、誰かの、ささやかだけど大切な何かを奪う事だよ!」
「奪われた人は胸にぽっかり穴が空いた気がして。悲しいはずなのに、その理由がわかんないの」
「それがあんたたちの今までやってきた事。そんなのが正義だって。本当にあんた、自分に胸張って言えんの!?」

ミーティアは、地面を踏みしめ、拳を持ち上げ、ベスへ言葉を投げかけます。
自分がかつてミューチカラを奪われた事、自分がこれまでみんなとふれ合ってきた事を含めて、ミーティアは、全力でベスへ気持ちを伝えます。

ミーティアの言葉を聞いたベスは、「小娘が。よくも知った風な口をきく」とつぶやきます。
そしてベスは、一度消していた光の弾を今まで以上の量で復活させます。

しかしミーティアは、たくさんの光の弾にもひるまず、強い声で言います。

「あんな思い。あたしは誰にも味わってほしくないんだ!」

ミーティアはあいこの歌のカケラを使用すると、サイリウムからのビームで光の弾を撃ち落とし始めます。
ベスが「その程度で撃ち落とせると――」と言いかけた瞬間、ミーティアは「あたしの友だちナメんなああああ!」とさらに大量のサイリウムを出現させます。
ミーティアは手の振りでサイリウムを操りながら、まっすぐベスに歩いていきます。
そして、ナビーユのアドバイスを受けて必殺技を解き放ちます。

「輝き燃え上がろう! これからも よろしくっ! Fine, thank you!!」

突き刺さるようなミーティアのキックを、ベスはかざしたベースで受け止めます。
そして、「いまこの瞬間にも進化し続けている! まったくいまいましいヤツらめ!」と叫び、撤退します。

爆発の余波と煙が残る中、ミーティアは、「悲しい思いを生むあんたたちを、あたしは絶対に認めないよ」と告げます。
自らの正義に従っているというベスの言葉に、正義とは何かをミーティアは考えるのでした。

アジトに戻ったベスは、ドランから「めずらしく感情的になったじゃないか」と声をかけられ、「何も知らん小娘の言いようがシャクに触っただけだ」と答えます。
ドランは、「確かにな。あのお嬢ちゃんたちはアリスピアの現実をわかっちゃいない」と告げます。
そして「まあ、あいつらにしてみれば、ここは辛い事、悲しい事のない夢の世界なんだろうからな」と続けます。

ドランは、赤の女王の言葉を受け、プリンセスたちの柔らかそうな心を自身のビートでかき乱すため、出撃を決めるのでした。

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