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2025年11月22日土曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第31話「エンジテミル」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
ピュリティは、えるのミューチカラを奪った後、何も知らないプリンセスたちに対して叫びます。

ある屋根の上、金髪の少女は、三日月をバックに少年へ声を響かせていました。

『なめんじゃねーわよ、ちんまいの。あんたにとって、あたしはただの都合のいい裏方とでも思った?』
『く、ここからです。ここからがぼくたちのレースです!』
『いいや。あたしだけのレースよ。分からせてあげる。あんたにとって、あたしは越えられない壁なんだって事を』

セリフを続ける少女、古海えるは、『今なら直線バカの気持ちが分かるわ』と不敵に笑います。
えるは、『あたしがほしいのはあんたじゃない。あたしだけの夜なのよ』と告げます。
そして『だからそれでもあたしの飛ぶ道を阻もうってんなら、あんたの持ってる全部を懸けて挑んできなさい。このあたしに!』とキメます。

後ろで劇を見学していたみなもは、セリフを聞き終えて、目を輝かせます。

みなも、なつ、かがり、ながせは、演劇部の団員が大道具を片づけるのを座って見守っていました。
えるは、みんなの横の席に腰を下ろすと、「誘っておいてなんだけど、練習見られるのはちょっとハズいな」と笑います。

えるは、「さっきの劇『ウィッチクラフトアカデミア』は、友だち同士が信念を懸けて本気でぶつかり合うクライマックスなのだ」と語ります。
さらに、この劇は、卒業した演劇部の先輩が在学中に書いたオリジナルの脚本だと続けます。
えるは、演劇部では各学年の部員に毎年1本ずつお芝居を自作させており、今年の2年生では自分が脚本を書く事になったのだと説明します。

ながせは、えるの話を聞いて、自分も「い」世界に召喚される物語を書いてみようと言い出します。

みなもは「自分たちが異世界のアリスピアに行くようなお話なのか」とたずねますが、ながせのアイデアは「胃」世界や「腸」能力が出てくる斬新なものでした。

えるは、アリスピアの今をときめくプリンセスを題材にした脚本を書きたくて、なつやみなもたちを呼んだのだと明かします。
なつとみなもは、えるから「2人ともよく教室でプリンセスの話をしてるよなー」「大ファンなんだろ」と言われて、冷や汗を垂らします。

えるは、「だからみんなが知ってる事を洗いざらい吐いてもらうぞ〜」とペンとメモ帳を出して、みなもたちへ迫るのでした。

高層マンションの一室、窓からソラミタワーが見える暗い部屋で、りりはタブレットを見ていました。
りりは、1人のアリスピアンが楽しげにダンスをする映像をじっと見つめます。

そんな時、帰宅したすみれが、りりの前へやってきました。
やがて表情をゆがめたすみれは、りりへ「ごめんなさいりり。あなたに戦わせてしまった」と謝ります。
りりは「なんで謝るの? わたしが望んだんだよ」と告げます。
しかし、すみれは「それでも私が全部やるって決めたのに。私はあなたのお姉ちゃんなのに」と答えます。

りりは、「これはわたしが始めた事なの。だからわたしが最後までやらなきゃいけないの」と、映像の中のアリスピアンを見つめながら言います。
すみれは、「それが私たちのできるたった一つの事だものね」と静かに告げます。

その頃、えるは、かがりたちから話を聞き終えていました。
えるは、「一度プリンセスを生で見ておいたほうがいいな」「今日これからアリスピア行ってみるぞ」と告げ、エネルギッシュに行動を開始します。
かがりは、みなもたちが疲れてダウンしている中、苦笑いでえるを見送ります。
グロッキー状態のながせとなつでしたが、どうにか当たり障りなく答えられた事に拳をぶつけ合います。

かがりは、えるについて、「本当にお芝居が好きなのね。演じる事も。お話を作る事も」と告げて、ほほえみます。
えるの件が一段落した所で、かがりは、なつとみなもへ「それはそうと、人の多い所でプリンセスの話はダメよ」と注意します。
しかしかがりは、なつから逆襲を食らいそうになったながせと一緒に、なぜか謝る事になってしまうのでした。

アリスピアに着いたえるですが、プリンセスにいきなり会えるとは思えませんでした。
そこでえるは、現場百点満点ということで、いとこのあいこに電話をかけます。

そうして呼び出されたあいこは、カフェのテラス席で、ケーキとティーセットを前にしつつ、えるへ不平を漏らしていました。

あいこは、ひとまずケーキを食べようとしますが、かつての事を思い出しながら「でも、私、実際にプリンセスを見た事なんてないよ」とえるへ話します。
えるは、あいこから「もしかしてプリンセスに助けられたのかなあ、くらいのものだ」と言われて、肩を落とします。

あいこは、そんなえるへ、プリンセスよりももーっと大事な推しであるながせとのツーショット写真を見せます。
さらにあいこは、えるがながせと同じ学校だと知って、ながせのスクールライフを撮ってきてくれるようにケーキで依頼します。
しかしえるは、「やっぱりプリンセスを探すには自分の足を使うしかないか」とあいこを置いて、駆け出すのでした。

その後、ネタ集めにアリスピアを東奔西走したえるは、公園のイスで体を投げ出していました。
結局えるは、プリンセスに会えませんでした。
さらにえるは、たとえプリンセスに会えて話せたとしても、そこが脚本のスタートラインである事にも気づいたのでした。

そんな時、えるは、プリンセスの衣装で練り歩いている少女、ぼたんの姿を見つけます。
ぼたんを追いかけ回した末、ぼたんと一緒にイスへ座ったえるは、息を切らせたぼたんへゼリードリンクを渡します。

そしてえるは、ぼたんがプリンセスに憧れて「自分もプリンセスになりたい」と考えている事について、思いを巡らせます。
ぼたんは、いつかはプリンセスになろうとしている事、かけがえのない相棒ができた事をえるへ告げて、あらためて意気込みます。

えるは、あごに指を当て、「そっか。プリンセスじゃないからこそ、逆にそれがいいのかもな」とつぶやきます。
そして「決めたぞ! 私も一緒にマゼンタっちをプリンセスにするぞー!! 私がお話考えるからさ!」と迫ります。
顔を赤らめたぼたんは、「待って。私にはもうあさぎちゃんという運命の――」と言いかけますが、“お話”という言葉に気づきます。

その後、ぼたんから話を聞いたえるは、「なら、シアンっちにも話を聞かないとだなー。今度連れてきてほしいぞー」と笑います。
ミューチカラを湧き出させた2人はその後、手を振って別れます。
えるは、楽しげに「いい出会いだったなー!」と笑顔になります。

りりは、そんなキラキラしたえるを遠くから見つめ、「ダメなんですよ。そんなにミューチカラを高めちゃ…」とつぶやくのでした。

自分のベッドで、みなもは、お歌を歌いながら本を見ていました。
みなもが「わぁー! これ、今度作ってみようかな」と言った所で、ナビーユからの緊急連絡が入ります。

りりは、ピュリティに変身して、えるからミューチカラを奪っていました。
ピュリティは、倒れたえるをイスに優しく寝かせてあげます。
その後ピュリティは、ミューチカラを吸った成体のポーンを消滅させ、えるのミューチカラの一部と、えるの歌のカケラを手に入れます。
残りのミューチカラが戻ったえるは、身じろぎをします。

そこにみなも、かがり、ながせ、ナビーユが駆け付けてきました。
みなも、かがり、ながせは、えるのミューチカラと歌のカケラを取り返す為に変身します。

変身したプリンセスたちは、ピュリティとの交戦を始めます。

リップルは、ジャンプしながら「そんなちっちゃいうちから悪いことをしちゃ、ダメなんだよ!」と告げて、パンチを繰り出します。
ピュリティは、リップルのパンチをバックステップでかわすと、「何も知らないくせに、悪さって決めつけないでください」と言い返します。
リップルは、「なら、それはやっちゃいけないことだよ」と下の子へ言い聞かせるように、言葉を伝えます。
『誰かを悲しませるようなことは絶対にしちゃいけない』とばかりに、リップルはまっすぐにピュリティへ向き合います。

ピュリティは、リップルに続くように自分を囲むジールとミーティアを見て、「そうやってあなたたちは…」とつぶやきます。
そして「だったら、あなたにも悪さしてもらいます。プリンセス・リップル」と告げ、えるの歌のカケラを使用します。

ピュリティは、そのまま剣を構え、リップルへ水色の光線を放ちます。
ミーティアは、「リップル、やばい!」と、シンシアの攻撃を防いだ時と同じく、リップルをかばいます。

光線を受けたミーティアは、水色の光に包まれますが、それ以外になんにも起こりませんでした。

ピュリティは、不思議がるミーティアへ「この際、あなたでもいいです」と告げると、指先を動かします。
するとミーティアの体が勝手に動き始めました。
ピュリティが「わたしの思い通りに演じてくださいね」と手を引くと、ミーティアはリップルへ襲いかかります。
リップルは、「わたし悪いことしたー!?」と驚き、ミーティアの連続パンチや、ジャンピングパンチをかわします。

ジールは、えるの歌のカケラを使ったピュリティが、決められたお話のようにミーティアを意のままに動しているのだと気づきます。
ジールは、ミーティアに「分析してる場合ですかー!?」と言われて、ミーティアを取り押さえますが、ミーティアの動きは止まりません。
リップルは、「わ、わたしも反撃した方がいい?」と慌てますが、ナビーユから「なに言ってるの!?」とツッコまれ、「デ、デスヨネー」と平謝りします。
ピュリティは、うろたえるプリンセスたちを見て、「ちょっぴりだけ気分が晴れました」と手を叩き、ミーティアを操るのを止めるのでした。

体が動くようになったミーティアは「自由って素晴らしいー!」と感激の涙を流します。
リップルが「でも、またやられたら…」と心配していると、ジールが「なら、こういうのはどうかしら?」とあごに指を当てます。
そうしてプリンセスたちは、ゴニョゴニョと耳打ちしながら、ピュリティとえるの歌のカケラに対する作戦会議を始めます。

やがてナイショ話を終えたプリンセスたちは、3人でそれぞれ別の歌のカケラを持つと、笑顔とともにピュリティへ向き直りました。
ジールが「2人とも良いわね?」と言うと、リップルは「だいじょぶじょぶ!」と笑い、ミーティアは「じゃ、ハデにいきますよー!」と声を上げます。
そしてプリンセスたちは、この前の落ち込みをドーン!と晴らすように、3人の新しい合唱曲をスタートさせます。

一番手ということで、ミーティアは「マー坊カモン!」とまいんの歌のカケラを使用し、花火の点火器を背負います。
そして、花火玉をピュリティの前方に向かって打ち出すと、花火玉の爆発によって、煙幕を張ります。
次にリップルが、煙幕を突っ切って、ピュリティへ迫ります。

ピュリティは、「おんなじことです!」とすかさず剣をかざし、リップルへ光線を当てます。
ピュリティはそのままリップルを操ろうとしますが、リップルは「ごめんね。こっちはハズレなんだ」とほほえみます。
次の瞬間、えなとろなの歌のカケラで作ったリップルの分身が消え、ピュリティは驚きます。
そこへ、はやての歌のカケラを使って高速で回り込んだジールが、ピュリティの剣を手刀で叩き落とします。

そうしてピュリティの剣を没収したジールは、離れた場所に立つリップルとミーティアの元へ戻ります。
ミーティアは「悪いけど、能力バトルに関しちゃ、お姉さんたちの方が経験あるんだよねー」と笑います。
そしてプリンセスたちは、困難を乗り越えて強くなってきた自分たちの歌をピュリティへ聴かせるように、合体必殺技の準備をします。

「この世界 夢 君を守り抜く! 示せ TRINITY DIVINE!」
「信じられたんだ 踏み出すたびに 溢れるチカラ! Fight Together!!!」

3人で1つの歌を歌うプリンセスたちは、手をつないで歌のカケラを生み出すと、ミューズタクトから合体必殺技を解き放ちます。
ピュリティは、放たれた虹色の光を両腕で受け止めます。

後ずさりながらも耐えるピュリティですが、えるから吸い取ったミューチカラがピュリティの体から抜けていきます。
やがてミューチカラが、えるへ戻り切った所で、ピュリティは腕を払い、合体必殺技も止まります。

ひざを着いたピュリティを支えたのは、ワープで現れたシンシアでした。
プリンセスたちは、ピュリティの剣を回収しつつ現れたシンシアを見て、身構えます。

そこへ、「もう良いでしょう。今日の所は矛を収めなさい。シンシア、ピュリティ」と声が響きます。
次の瞬間、プリンセスたちの目の前に、異形の人影が現れました。

人影、白の女王は、「お初にお目にかかりますね。プリンセスたち」と丁寧な口調で述べます。
そして「と言っても、わたくしの方はずっとあなたたちを見ていましたが」と続けます。
白の女王は、ジールの問いかけに対して、「"アリスピアに安寧をもたらすモノ"白の女王」と名乗ります。

ナビーユたちは、白の女王の名乗りを聞いて、"アリスピアを統べるモノ"と名乗った赤の女王を思い出します。
しかし、「『安寧をもたらす』と告げた白の女王は、強引な進化を望んだ赤の女王とは違う?」と疑問を浮かべます。

ナビーユの言葉を聞いたリップルは、一歩進み出ると変身を解きます。
みなもは、驚くジールとミーティアへ「お話聞いてみよう。たぶんそれは、必要なことだから」と告げます。
バンド・スナッチや赤の女王と対峙した時から変わって、話を聞こうとするみなもの決断に、ジールとミーティアも変身を解きます。

変身を解いたみなもたちへ、白の女王はまず“赤の女王を止めた功績”に対してお礼を述べます。
そして「彼女のやり方では、『アリスピアの未来』は何も変わらなかったでしょうから」と続けます。

かがりたちは、白の女王が、赤の女王と同じくアリスピアの為に行動している事に気づきます。
しかし、赤の女王たちと同じように、白の女王たちもアリスピアに混乱を招いてるように見えた為、ますます疑念を抱きます。

みなもは、シンシアやピュリティが女の子たちからミューチカラを奪っていた事について、あなたがそれをさせているのではないか、とたずねます。
白の女王は、みなもへ「2人の行いは2人の意思ですが、道を示したのは確かにわたくしです」と答えます。
みなもは、すみれから聞いていた「2人の行いは2人の意思」という答えにあらためて驚きます。

白の女王は、「あちらの世界の人々が持つミューチカラは大きすぎる。強すぎる。それはいずれ災いを呼ぶこととなる」と告げます。
みなもは、「ミューチカラはアリスピアを動かしているエネルギーですよね。大きくて強くて、いけないんですか?」と問いかけます。

ピュリティは、みなもの言葉を聞いて、「だから! あなたたちは何も知らないと言ってるんです!」と叫びます。
そしてピュリティは、白の女王から許可をもらって、シンシアと一緒にワープで帰還します。

白の女王は、2人を見送った後、「ではプリンセスたち。ごきげんよう」と言って、自身もワープで去ります。

残されたみなもたちは、花の騎士たちの主、白の女王の言葉に戸惑ってしまうのでした。

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