【ブログの使い方】 横のリンクやラベルからそれぞれのおさらいページに行けます。 勇気と元気が詰まったプリンセスたちの冒険を読み返していただければ、と思います。(毎週土曜日21:30更新の予定です)

2025年10月27日月曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第23話「もっと高く」 おさらいレビュー】

♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡

【おはなしのあらすじ】
プリンセスたちは、自分たちを応援してくれるなつの歌を一緒に歌い、もっと強くなります。

アリスピアの広場の真ん中で、ギータは、ジャマオックを呼び出していました。
ジャマオックは女の子たちを襲いますが、ダック軍曹たちが女の子を避難させます。
ベスは「今さらジャマオックで遊びたいのか」とギータを注意しようとしますが、ドランは「ミューチカラはいくら集めても困る事はない」とベスをいさめます。

そこにみなも、かがり、ながせが駆けつけてきました。

広場に到着した3人は、バンド・スナッチと向き合います。
3人は、ナビーユの「やれるね」という言葉に力強く答えて、変身します。

変身したリップルは、しばらく勇んでいましたが、突然「わ!」と声を上げます。
そして「先に謝っておくけど、なっちにプリンセスのことバレちゃった!」とつぶやきます。
それを聞いたジールは「なぜ、今ここでそれを言ったの…」と呆れ、ミーティアは「TPOわきまえましょうよ」とツッコミます。
振り返ったリップルは、「ごめんなさーい!」と謝った後、ジール、ミーティアと顔を突き合わせて、なつのカンの良さについて話し始めます。

その頃、ジャマオックとバンド・スナッチは、プリンセスの変身後からいきなり放っておかれていました。
ギータは、「何だよあいつら。あれだけこっぴどくやられてたのに、どうしてあんなに明るく振る舞えてんだ。イライラするな!」とジャマオックを向かわせます。

プリンセスたちは、ジャンプでビショップの攻撃をかわすと、パンチやキックでジャマオックを倒していきます。
リップルは、なつの言葉と温もりで、元気と勇気、前に進む力『なっちニウム』を摂取して、立ち直りました。
また、ジールははやてたちとのふれ合いを、ミーティアはまいあいこたちとのふれ合いを思い出して、立ち直りました。
そんなプリンセスたちは、自分やみんなのやりたい事をできるようにする為に、ジャマオックを退治していきます。

ジャマオックを蹴散らすプリンセスたちを見て、ドランは「こいつは驚いたな」と笑い、ベスは「なぜ折れない」と慌てます。

死に体どころか、元気に満ちて生き生きしている。
折れるどころか、勇気に満ちて勢いづいている。

カリストは、元気と勇気に満ちてぶちかましてくるプリンセスたちを見て、「だからこそプリンセスなんだろう」と笑います。
そして「ゆくぞ、ベス、ギータ、ドラン。プリンセスとの最後の対バンといこうか!」と告げます。

赤の女王は、「プリンセス、バンド・スナッチ。わらわの手のひらから飛び立つのはどちらだ」とつぶやき、バンド・スナッチの能力を解放します。

そうして本気モードになったバンド・スナッチは、それぞれの楽器を呼び出し、自分たちの歌を開始します。

ドランがビートを刻み始めたことで、強化されたカリスト、ベス、ギータは青い光をまといます。
リップルは、ジャンプした後、「させ…ないっ!」とカリストと拳をぶつけ合います。
ジールは、ミーティアと一緒に走りながら、ベスの光の弾をかわし、煙幕の中からベスに向かってドロップキックを決めます。
ミーティアは、攻撃の要であるドランを真っ先につぶそうとパンチしますが、ギータに「させると思ったかよ」と止められます。

しかし、ミーティアは、えなとろなの歌のカケラを使ってダブルミーティアとなり、ギータを飛び越えます。
分身ミーティアに殴りかかられたドランは、「はしっこいなお嬢ちゃん!」と笑うと、ドラムスティックで対抗します。
それによってドランの演奏が止まり、強化なしのバンド・スナッチ4人とプリンセス4人で、それぞれ1対1の構図となりました。

『ナビーユ囮作戦』ではなく、『ダブルミーティア』でドランを封じる。
一度負けた後ノートで作戦を練っていたジールは、今度こそ負けないとばかりに、バンド・スナッチとにらみ合います。

その頃、みなもを送り出したなつは、みなもの部屋で『みんなとの思い出帳』を見ていました。
すると、なつの新しいサインの横に、みなもが前に言ってくれた「ずっとわたしが一番に応援してるよ!」という言葉が書いてありました。
怪物に負けて泣いてしまったみなもが、どんな気持ちでその言葉を書いたのか、いまどんな気持ちでアリスピアで戦っているのか、なつはみなもを想います。
そしてなつは、何ができるわけではないけれど、アリスピアに向かう事を決意します。

プリンセスたちは、バンド・スナッチの歌に対抗して、個別に戦いながら以前特訓した合唱曲を歌います。

ジールは、ベスの攻撃をかえでのホイップクリームで受けると、はやてとみかんの歌のカケラを同時に使用します。
そしてスピードを上げた状態でベスに格闘戦を挑みます。

ミーティアは、あいこの歌のカケラを使ってサイリウムで遠距離攻撃をします。
そしてギータにかわされると、ギータの動きを先読みして後ろを殴り、ギータのスピードに対抗します。

リップルは、最初の必殺技を放つと、間髪入れずに2回目の必殺技を放ちます。
1回目を防御したカリストを2回目で回避させつつ、さらにカリストの着地に合わせて飛びかかり、体勢をくずしながら接近戦を挑みます。

分身ミーティアは、2本の手持ちサイリウムでドラムスティックを操るドランと競り合います。
しかし、「分身でお相手なんざ俺をナメすぎだ!」とドランがキックしたドラムを受けて消滅してしまいました。

フリーになったドランがふたたびビートを刻み始めた事で、ベス、ギータ、カリストに強化が入ります。
前回負けてしまった構図と同じになっても、プリンセスたちはひるまずに戦い続けるのでした。

アリスピアのポータルで、みらいと出会ったなつは、ポータルの坂で座り込むみらいに声をかけます。
その後なつは、みらいが街へ行こうとするのを、「ダメだよ!」と追いかけて止めます。
しかしなつは、なつと同じように、みらいが「前に自分を助けてくれたリップルを今度は自分が助けたい」と願っている事に気づきます。
みらいと目線を合わせたなつは、「プリンセスなら大丈夫。悪い奴らをやっつけてくれるよ。アタシたちの、みんなのプリンセスは誰にも負けない」と笑います。

そうしてみんなの所へみらいを送り出した後、なつは「そうだよね。応援しないと。今までみなもにしてもらった分。今度はアタシが」と決意するのでした。

ドランの力で強まったカリストの歌を受けて、ついにプリンセスたちは膝をついてしまいました。
雨が降り始める中、ベスは「もう立つのはやめておけ。何も命まで奪おうというのではない」と優しく諭します。
ドランは「ミューチカラを渡して俺たちの糧となんな。そうすりゃ何も考えなくて済むからよ」と告げ、カリストはじっとプリンセスを見ます。
ギータは、仲間たちの甘言に微動だにしないプリンセスたちを見て、「ま、そういうタマじゃねえよな。いいぜ、そろそろ幕を引くか!」と笑います。

その時、歌が聞こえてきました。
ポータルの上に登ったなつは、来週のライブで歌うはずだった曲を、みなもたちの為に歌っていたのでした。
なつは歌いながら、夢ややりたい事に向かって、みなもと一緒に足掻いて、もがいてきた事、その中でのみなもとのふれ合いを思い出します。
そして「アタシが元気を、勇気を、前に進む力をあげられるのなら、この歌声をみなもたちに届けるよ」と手を掲げます。

想いが込められたなつの歌声を聞いたリップルは、「なっち! なっちの歌が聞こえる!」と元気になって表情を輝かせます。
すると、リップル、ジール、ミーティアが持っていたなつやみんなの歌のカケラが輝き、空へ上っていきます。
ベスは、「ムダな事を!」と叫び、光の弾を降らせますが、みんなの歌のカケラから虹色のドームが広がり、プリンセスたちを守ります。

リップルは、自分たちはこれまでみんなを守ってきたつもりだったけれども、本当は自分たちもみんなに元気をもらっていた、守られていた事に気づきます。
そして「一緒に歌おう。なっちの歌!」と告げ、ジールやミーティアと一緒に、なつが作詞・作曲した歌を歌います。

プリンセスたちは、歌いながら自分たちの歌のカケラを出すと、みんなの歌のカケラの集まりに加えていきます。

「みんなで広げるんだ。もっと熱く。もっとまぶしく。もっと高く!」

そうしてみんなと自分たちの歌のカケラによって、新たな歌のカケラを生み出したプリンセスたちは、ミューチカラを全開し、テイクミーハイヤーへと進化します。

プリンセスになったばかりの頃、リップルは「ジールに守られている。一人じゃ歌えない。こんなのはわたしがなりたかったプリンセスじゃない」と言いました。
そしてリップルは、「頑張るなっちやみんなを応援できる、守れるプリンセスになりたい。強くなりたい」と決意して、これまで頑張ってきました。

しかしみんなとのふれ合いを経て、いまリップルは、みんなに元気をもらい、守られながら「なっちの歌を一緒に歌おう!」と言えるプリンセスになったのでした。

みんなで一緒に歌い、強くなったリップルたちは、ベスやドラン、ギータの攻撃を打ち破ります。
カリストは、「うろたえるな。バンド・スナッチ」と告げてメンバーを落ち着かせると、プリンセスたちとの決着を望みます。

プリンセスとバンド・スナッチ、進化の為に超えるべき壁は一体どちらだったのか。
バンド・スナッチが奏で紡いだ歌は赤い光となり、バラの荊となってプリンセスたちへ襲いかかります。

「私たちはゼッタイに負けないんだからあああ!」

プリンセスたちが想いを叫ぶと、なつとプリンセスたちの歌が、バンド・スナッチの歌を押し返していきます。
そしてプリンセスたちは、みんなと自分たちの想いを込めた歌をミューズタクトから解き放ち、荊を打ち破っていきます。
みんなで一緒に行こうとするプリンセスたちの歌は、やがてバンド・スナッチものみ込んでいきます。

両者の決着の後、雨雲が晴れた時に立っていたのは、プリンセスたちでした。

片膝から立ち上がったギータは、「あってたまるかよ、こんな…」と呆然としますが、次の瞬間、ギータや他のメンバーの楽器が壊れていきます。
黙り込むカリストを見て、ギータは「まだだ! まだ勝負は!」と叫びますが、ベスがギータの肩に手を置きます。

ベスは、「認めよう、ギータ。ヤツらは…いや彼女たちは、確かに我々を上回った」とみなもたちを見ます。
そして「我らが主の求めたる進化に至るのは、本当はどちらでも良かったはずだ」と告げ、アリスピアンの姿に戻ります。
ギータは、拳を握り、「分かっちゃいたさ。ああ、分かってたんだよ。でもさぁ…できれば、オレたちがそうなりたかったよなぁ………」と涙を流します。
ドランも、「どうやら俺たちも赤の女王の元に帰る時が来たようだ」と告げます。

カリストは、「僕たちがやってきた事は正しかったと、今でも信じている。許してもらおうとは思わないし、分かってほしいとも言わない」と述べます。

そしてカリストは「ただ、覚えておいてくれないか。僕たちのしてきた事を。いずれ君たちは知る時が来るだろう。その意味を」と告げます。

プリンセスたちにとって、ミューチカラを集めようとした理由も、自由の意味も、正義の境界線も理解できるかは分かりません。
しかしプリンセスたちは、「バンド・スナッチの事を忘れない」と約束するのでした。
感謝を述べたカリストは、「選ばれたのはプリンセス。この結末こそが、僕たちの約束された使命だった」と告げます。
そしてナビーユの視線を受けながら、「そうなのでしょう……赤の女王」とつぶやき、消えていくのでした。

バンド・スナッチが消えた後、なつが向こう側から走ってきました。
息を切らせたなつは、みなもへ「勝ったんだ!」と拳を持ちげます。
みなもは「なっちの、みんなのおかげだよ!」と笑い、ながせは「バレちゃいました」と、かがりは「黙っていてもらうしかないわね」とほほえみます。

なつは、「言うわけないって。アタシたちだけの秘密だよ!」と笑うと、拳を出します。
みんなで拳を突き合わせた所にナビーユが乗っかり、みなもたちは笑い合います。

しかし、そこに不意に空を割って赤い光が降ってきました。
そして地面に描かれた紋様から、異形の人影が現れました。

みなもが、人影に対して一歩進み出て、「あなたは、誰?」と問いかけます。
人影、赤の女王は、みなもの問いに「"アリスピアを統べるモノ"赤の女王…」と答えるのでした。

♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡