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2025年10月31日金曜日

【プリンセッション・オーケストラ 第27話「高らかに歌う」 おさらいレビュー】

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【おはなしのあらすじ】
なつは、プリンセスたちを応援するため、プリンセスたちと自分の歌を高らかに歌います。

なつは、自分のライブの為に用意されたステージの上で、一人立っていました。
照明のない暗い屋内の中、しばらく目を閉じていたなつでしたが、やがて目を開けて「よし!」と気合いを入れます。

一方プリンセス部屋では、第3回プリンセスミーティングが開かれていました。
今日の議題は、正体不明・目的不明の『花の騎士シンシア』についてです。

ナビーユは、「ジャマオックを使って女の子からミューチカラを抜き取るという行動は、赤の女王たちと同じに見える」と告げます。
ナビーユ、みなも、かがり、ながせの推測や感じた所を整理した結果は、以下のようでした。

  • ミューチカラは必要としているけれども、ジャマオックそのものは必要としていない。
  • プリンセスのようにミューチカラや歌のカケラを使うけれども、歌ではなく純粋な剣で戦う、プリンセスとは違う存在である。
  • リップルが戦っていて、ミューチカラが体に行き渡らないように感じる、今までとは違ったタイプの敵である。

アリスピアの危機は去っていない事、プリンセスに敵対する意志は確かであるという事で、ナビーユは、「敵」という言葉を選びます。
かがりは、「せっかく赤の女王を倒して平和を取り戻したと思ったのに、また戦わなくてはならないなんて…」とさすがに気落ちしてしまいます。

暗いムードになりかけた時、腕組みしたながせは、「関係ない話なんですけど…」と前置きした上で、口を開きます。
そして「シブーストってなんかものすごい勢いですっ飛んでいきそうな名前のケーキじゃないです?」と告げます。

ナビーユは一ミリも関係ない話にツッコミますが、かがりは「シブーストぉおお!?」とテンションを上げます。
そしてながせが、シブーストについてアクションつきで説明したことで、かがりは帰ってくるのがキビしくなるほどテンションを上げてしまいます。

ナビーユは、「どうしてくれるんだよ。せっかくシリアスムードで話してたのに!」とツッコミます。

ながせは唇をとがらせ、「ナビ助の気持ちも分かるけど、いくらシリアスに話を進めても何も解決しないっしょ!」と言います。
ながせは、「そこでながせ的展開術! 考えても分からない事は考えない!!」と力強く叫びます。
「なるほどー!」とかがり、みなも、ナビーユは衝撃を受けます。

ながせは、一回目二回目お茶会も含めて、みんなを心配して真剣に考えようとしてくれているナビーユの気持ちも分かると言います。
その上で、この前の「安心しておバカやればいいよ」というナビーユの言葉を踏まえて、『考えても分からない事は考えない』という展開術を提案したのでした。

かがりは、ながせ的展開術を聞いて、「そうね。何にしろ、あの花の騎士とはまた戦う事になりそうだし」と気落ちから素早く立ち直ります。
そして一同は、「これもまた『当たり前の強さ』の一つ!」と言わんばかりに乾杯して、おごそかにティータイムを楽しむのでした。

ですが、今日はこれから待ちに待ったなつのライブ。
みなもは、まだ時間もあるということで、なつの所に突撃することを提案します。

ナビーユはいきなり押しかけて迷惑になる事を心配しますが、みなもは「フッフッフッ」と笑います。
そして「そんなの会ってみないと分かんなーい! 会って迷惑だって言われたら、すっぱり諦めよーと!」とながせと会った時のなつの言葉を引っ張ってきます。
ナビーユは、前になつを避難させた時にみなもの荒ぶりを理由にしましたが、実際その通りだと分かってきて、「なつの事となると人が変わる」と呆れ気味です。
結局キャラ崩壊気味のみなもの押し込みもあり、『プリンセスは急げ』『急がばプリンセス』という事で、なつの所へ行くことになりました。

そうして会場へ赴いている最中、ながせたちは、なつに楽曲を提供したことを話します。
アリスピアchにプリンセスの動画はアップロードされていますが、みなもは「自分たちの歌をちゃんと知っているのは、なつだけかもしれない」と言います。

そんな時、みなもは、前にぶつかった女の子とすれ違います。
みなもは、女の子に何かを感じます。
しかしみなもは、ながせに「もたもたしてっと、なつパイセン頂いちゃいますよー」と言われ、「なっちはわたしの―――!」と走り出すのでした。

そうして、みなも、かがり、ながせ、ナビーユは、本番前のなつの所を訪れました。
なつは、ドアから飛び込んできたみんなを「いらっしゃーい!」と歓迎します。

みなもは、自分にできる事があったら何でも言ってほしいと、肩を揉んだり、ホットはちみつレモンを作るためのレモンとハチの巣を取り出したりします。
なつは「まずはあんたが落ち着きなよ」と言い、ナビーユは「甲斐甲斐しいなあ。まるでマネージャーみたいだ」とツッコミます。
みなもは「なっちの専属マネージャーかあ。それいいかもー!」とテンションを上げます。
しかしなつは、カラオケボックスみなもの部屋での会話を思い出させるように、「みなもは自分の事を一番に考えないとダメなんだってば」と額をつつきます。

かがりは、なつの様子を見て、「自然体で覚悟を決めていていい感じ」とほほえみます。
なつは、かがりの観察眼に感嘆しつつ、みんなへ、前と同じように「ちょっと本気なんだ」と言い、さらに「あの時よりも思いは強くなってる。かな」と笑います。

ながせは、「まあ、なつパイセンには我々の歌をやってもらうんですから気合い入れてもらわんとですねー」と言います。
なつは、集客に加えて、楽曲提供をしてくれたみんなに感謝し、ながせは、「もーっともーっとたたえてもらっていいですよー」と笑います。

しかしなつは、「考えてみたら、みんなだってアタシの歌。使ってんじゃね?」とツッコミます。
ながせは、「あ」と固まり、みなもは「そうだよー」と言い、かがりは「楽曲提供者には敬意を払わないとね」と笑います。
ながせは、「ですねー…いつもお世話になってまーすパイセン」とゴマスリします。

そんな時にナビーユがジャマオックの反応を感じ取ります。

みなもは、「もうすぐライブなのに。い、今はダメ。せめてライブの後とか…」とうろたえますが、なつから「みなも……!いってきな」と呼びかけられます。
なつは、みなもへ「ジャマオックを野放しにしていたら、またどこかで悲しい思いをする女の子が生まれちゃうんだろ」と告げます。
そして「それは止めなきゃいけない事だよ」と強い笑顔で言います。

口をつぐみ眉を立てたみなもへ、かがりとながせも「行ってすぐに倒せば良い」とフォローを入れます。
みなもは、「終わるまでには絶対戻ってくるから! 頑張ってね!」となつを応援します。
なつは、新しいサインを書いてあげた時のように、「大丈夫。アタシはここにいるよ。だから早く帰っておいで」と笑います。

こうしてみなも、かがり、ながせは、なつの想いを受け取って、ジャマオックを退治しに行くのでした。

その頃、港の倉庫の屋根でダック軍曹は、ジャマオックたちを見下ろしていました。
そして、ダンス練習をしていた子たちを避難させた副官を、プリンセスの代わりになでなでしてあげます。

そのうちにみなも、かがり、ながせ、ナビーユが駆けつけてきました。
3人は襲われた子がいないことを確認しつつ、変身します。

その頃、なつのライブ会場では、みらいまなびがライブ開始を待っていました。

なつのお友達だと言うみらいへ、まなびは「そうか。僕もだ。友だちがこんなライブを催せるなんてなかなか鼻が高いな」と笑います。
そうして、ステージに照明が灯ると、なつは、マイクを持って、みらいたちの応援を受けるのでした。

変身したリップルは、ジャマオックたちに対して、「今日はなっちの晴れ舞台だったのに、わたし怒ってるんだから!」と拳を握ります。

ジールやミーティアも、リップルの言葉を「私たちね!」と追加訂正して、力強く構えます。

晴れ舞台に立つなつは、曲のイントロが鳴り響く中、マイクを片手にファンたちへ呼びかけます。

「楽しんでもらえるように、全力全開で歌うから! ここからが陽ノ下なつのライブだよ!」とみんなを指差します。

そうしてなつは、みんなが水色のサイリウムを掲げる中、プリンセス・リップルの楽曲を歌います。
歌うのが難しいプリンセスの曲を自分のものにして歌うなつに合わせて、プリンセスたちはカッコよく戦っていきます。

リップルは、ジャマオックを力強く投げ飛ばすと、必殺技を解き放ちます。
そして「おしおきだよ!」と迫力ある声で、ジャマオックを退治します。

ミーティアも、今日のリップルの迫力を感じつつ、「でも! あたしだって!」と言いつつ、ジャマオックたちに向き合います。
なつも、みんなが黄色のサイリウムを掲げる中、プリンセス・ミーティアの楽曲を歌います。

ミーティアは、あいこのサイリウムをバット代わりにしてジャマオックをかっ飛ばすと、必殺技を解き放ちます。
そして、「あたしだって気持ちはおんなじ!」とジャマオックを退治します。

なつは、照明やサイリウムが黄色から赤色へ切り替わる中、プリンセス・ジールの楽曲を歌います。
ジールは、ミーティングで話したシンシアの事を気にしつつ、「だとしても今は!」とながせ的展開術で、ジャマオックを吹き飛ばします。

そのままジールは、必殺技を解き放ってジャマオックを退治すると、残心の姿勢から振り返ります。
そして「そうよね。当然いるでしょうね。シンシア!」と背後でたたずむシンシアへ声をぶつけます。

そうして、水平線上にある大きな丸い光からの日差しを受けながら、プリンセス3人とシンシアはにらみ合います。
しかし、シンシアはなつのミューチカラに気づくと、「強いミューチカラの反応。こっちが先ですか」とその場を離れます。
ナビーユやプリンセスたちは、シンシアがなつのミューチカラを狙っている事に気づきます。
リップルは、なつを狙われたことで「そんな事、絶対許さない!」と怒りの表情を見せます。

オレンジ色に染まった街の屋根や通りをシンシアは移動します。

そこに追いついてきたリップルが、地面を砕く勢いで鋭いキックを入れ、シンシアをバックジャンプさせます。
逆鱗に触れたと言わんとばかりのスゴい気迫でシンシアを止めたリップルは、ジールとミーティアと並び立ちます。
ミーティアは、ベスの時と同じく、ミューチカラを自分で高めようとせず、女の子から奪おうとするシンシアに全力で怒ります。
リップルは、「ミューチカラは人それぞれの想いの結晶。それを誰かが好きにして良いわけないんです!」と声を張り上げます。

そしてプリンセスたちは、シンシアへ合体必殺技「プリンセッション・オーラ・アンサンブル」を放ちます。

シンシアは、合体必殺技を前回同様に剣で受けます。
しかし、ミューチカラや歌のカケラを吸い取っていた前回と違って、「ここまでですね」と素早く撤退します。

シンシアを追い払ったプリンセスたちは、一安心して「良かった。守れた…!」とキメますが、リップルは「だ!」と忘れていた事に気づきます。

リップルは「急がないとライブ終わっちゃう!」と叫び、ミーティアは「そうだ、ジール。あれやってくださいよ。マッハで動けるヤツ!」と走るマネをします。

ジールは、「タ、タクシーじゃないんだから使い道が違うでしょ」と歌のカケラの使い方をダブルミーティアの時と同じように注意します。
そして、それに自分が2人を担ぐ事になると続け、「ダメよ、私たちはプリンセス! なのよ! そういうのは絵的に…」と合唱曲のアクセントでツッコミます。
しかし結局ジールは、涙目で訴えかける2人に根負けして、「ごめんなさい、馳川さん……」とはやてに謝りながら、歌のカケラを使用するのでした。

なつは、ライブ会場で拳を掲げ、すっごく楽しかったとみんなに告げます。
最後の1曲となり、なつはみなもたちを探しますが、見つけられず、肩を落とします。
そこに扉が開いて、団子になったプリンセスたちが飛び込んできました。
すぐさま変身を解いて後方に並んだみなもたちは、最後の1曲に間に合った事に気づき、サイリウムを構えます。

ほほえんだなつは、みんなとみなもたちに向かって語りかけていきます。

「この曲はある人たちを元気にしたいって想いから生まれました」
「その人たちは誰も知らない所で頑張っていて」
「傷つきながらもみんなの笑顔を守るために戦っていて」
「その人たちのためにアタシは何ができるんだろう…必死に考えた結果…」
「やっぱり自分の中にあるのは歌だけだから」
「その人たちのために歌いたいなって」
「だから今! ここで届けたいと思います!」
「陽ノ下なつのありったけをこの歌に込めて!」
「聴いて下さい!Super Higher Dreamer!!!」

なつの言葉を聞いてみんなや、かがり、ながせ、片手で4本ずつサイリウムを持ったみなもは湧き上がります。
そしてなつは、みなもたちを思う高らかな歌声を響かせるのでした。

本拠地に戻ったシンシアは、白の女王から「やはりあなた1人では荷が勝ちすぎるようですか、シンシア…」と声をかけられていました。
白の女王が「そうであれば――」と告げると、もう1人の花の騎士ピュリティが現れました。
シンシアは、ピュリティを守るように片手を伸ばし、「プリンセスの相手は私だけで充分です」と答えます。
ピュリティは、その様子を見ているのでした。

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